2016年6月16日

第99回「車麩の甘辛ダレ」

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みなさまこんにちは♪(・∀・)ノ
いつも御覧いただいて、本当にありがとうございます!!! 感謝です!!!

みなさまにはもう、何度もお伝えしていることですが・・・
自他ともに認める、お料理下手の私です。にも関わらず!!
こんな風に、ありがたいことに、月に2回も
お料理コラム+イラストを描かせていただき
それがしかも、まもなくめでたく、次回で
「100回」をむかえるという!! 

奇跡がおきています!

ふりかえって考えてみます。

これは、すべて周りの方に
恵まれたおかげです。。

私がお料理下手→それは大変と差し伸べてくれる優しい手。

この、ありがたくもシンプルな構図で成り立っているのです!
ほんとうーーーにありがとうーーー!!! おかげさまですーーー!!

きょう、みなさまにお伝えしたい、今回のおいしいかんたんレシピも
つい最近、お料理の達人のお友達から教えてもらった、画期的なもの。

達人というか・・・自宅を店舗にしている、プロのお友達です。
つまり料理人です。そりゃーおいしいに決まっている!!!

プロが作るお料理をいただいて、作り方教えて!!なんて言うの
ほんとはルール違反なのかもしれないけれど、でもでもヒミツを聞きたくて
おうちでも、この感動をみんなに体験してもらいたくって! そして
このコラムを御覧いただいているみなさまにも
思いを共有したくって、ムリをきいてもらった!

教えてくれた、
オキナショクドウの佳世子ちゃん♪
ほんとうにありがとう!!! 大感謝です!!!

大人気「オキナショクドウ」さんによる
「車麩の甘辛ダレ」

びっくりするほどシンプルすぎる材料はコチラー!

1

車麩、片栗粉。以上!!!

いさぎよすぎ!!! 笑

でもね、ポイントはいっぱいあるのです。
まずは、車麩をお水に浸してもどします!

2

じんわり、じっくりと・・・。

じゅうぶん、戻ったところで
今度はぎゅーーーっと、
含んだお水を絞ります!

ここ、子どもがお手伝いするところ!
登校前の空良をつかまえ「とにかくしぼれ、よーくしぼれ!」

3

「ぎゅーーーーー」

キミのお弁当のおかずが
おいしくなるかならないか、
ここにかかっているんだぞ!

なんてプレッシャーかけながら!

4

プレッシャーのおかげか、いい感じにしぼってもらえた☆

そしたら、全体を片栗粉でまぶします!

全体に片栗粉がまぶさればいいと思うの。
車麩5個に対して小さじ2ほど入れました!

5

車麩がステキに色白になったら
こちらを揚げていきます。

こちらもポイント!

高温で、カリッと!

6

ジュワーーー!

高温で揚げることで、
車麩の中の水分がとんで
カリッとするんですって!

「車麩の甘辛ダレ」の最大の特徴、および醍醐味は、この
「カリッと揚がっていること」と言っても過言じゃない! と
勝手ながら、私は思う!

だからここ、重要ーーー!

ドキドキするくらい温度をあげて、揚げてね!
そしてキツネ色、一歩手前くらいまで。

7

こんな感じでしょうか。

色も、カリッと具合いもイーカンジ!!

イーカンジで揚がったら、甘辛ダレにからめるよー!

8

お酢、おしょうゆ、お砂糖をそれぞれ同量の
1:1:1で合わせてかるく煮立たせ、
揚げておいた車麩、投入。

9

調味料が車麩にグングンしみこんで
イーカンジはさらに、イーカンジ♪

10

カリッとしたまま、調味料が
ググッとしみこんだ、揚げた車麩に

ごはんを添えて、テーブルに♪

11

完成でーーーす!! (@^▽^@)ノ

ごく一般的な調味料と、車麩だけで
極上の一品が出来ちゃいましたーーー!

お弁当のおかずにも、もちろん最適。最強!
しかも、あっというまにすぐできる優れもの!

空良も「これ、さっきしぼったアレなの?」と動揺。笑
言われなければ、さっきしぼっていなければ、
正体がお麩だってことバレないかも!

まるでお肉のような食感なの! 男子ウケ、すこぶる良い!
「すごくおいしい!!」やったーーー!大成功です!! (ノ´▽`)ノ

ほんとう、ありがたいよね。お料理の知識を、アイデアを
教えてくれて、ほんとうーにどうもありがとう!!!
コストパフォーマンスまで高いところも優秀!!!

さらに。。

以前、ブログにも書いたのですが、実は。

こんなにカンタンでシンプルなレシピであるにも関わらず
私、この「車麩の甘辛ダレ」を失敗してしまってー。

揚げる温度が低かったせいなのか、
しっかり絞らなかったせいなのか、
今となってもわからないのだけれど
揚げたところで、カリッとしていなくって。

どうにもならず、教えてくれたカヨちゃんに泣きついたの!

そしたら
「卵でとじて、親子丼みたいにしなはれ」と!!!
料理人ならではの画期的アドバイスをいただいて!!!

ありがたいことに、私の失敗作「ダメ車麩の甘辛ダレ」が
カヨちゃんのおかげで優れた逸品へと変身したのです。

親子丼としてテーブルに出してみたところ
誰しもが「鶏肉」だと疑いませんでした!

お麩が、完全にお肉だと思われた!
「お肉じゃないのに、お麩なのに!」
勝手ながら命名したのは、
ほくそ笑みながら

「ムフ麩」。笑

でも、今回はカリッとしあがったー!!

だがしかし・・・そこはやっぱり、私。

これも原因がわからないままなのですが・・・

カリッと揚げて、甘辛ダレを作って
それをからめていった、その後半のものが

あきらかに、グンニャリ。ノー・カリッと。

カリッと仕上がらなかった・・・これは!

「ムフ麩」の出番ではないかと!!!

次回は、このコラムの
めでたい「100回」記念です。

100回記念は、「ムフ麩」レシピにしたいと思います!

お肉にみせかけてお麩、というレシピをお伝えすること、
さらには、実はこれ失敗から誕生したレシピというのが
なんとも私っぽい「100回記念」のレシピかなーと! 笑

失敗から誕生するレシピだってある。

だから私、これからも失敗をおそれない!

家族が許してくれるかぎり!!  (ノ´▽`)ノ

まずはみなさま、「車麩の甘辛ダレ」を
ぜひ、作ってみてくださーい!

仕上がりが、カリッとしなくても大丈夫!

次回は、カリッとしなかった場合の
「ムフ麩」をご紹介するからね! 笑

失敗したって笑って立ち上がって、
お互いに助け合って、そして
共に元気に生きていこー!!

ああ、そう考えたら
お料理って、ほんとう

生きること、そのもの!!

 

 

おくやまよしえ(女優・タレント)/東京都生まれ。1992年、映画「喜多郎の十五少女漂流記」でデビュー。2001年に結婚。翌年、長男を出産。現在は2児の母。NHK「すくすく子育て」、TBS系ドラマ「キッパリ!」主演を経て、テレビ、ドラマ、雑誌などで活躍中。特技はイラストを描くこと、手芸。
ブログ 奥山佳恵のてきとう絵日記

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