外遊びだけじゃない! おうちで子どもの体幹や五感を伸ばす遊び術【楽々かあさん流 子どもが伸びる♪ラク育ドリル 第9回】
長所や個性を伸ばす遊び方を見つけよう
インドア派な子にも、体を動かす遊びをさせたい! 手間やお金をかけずにできる遊びって、どんなものがあるのでしょう?
親って、ついつい、ないものねだりをしがち。じつは私も、活発な長男には「もっと慎重に」、おとなしい次男には「もっと積極的に」と思っていました(矛盾していますね。笑)。逆を言えば、どんな子も、今のその子のままでも、素敵な長所があるんですね。
公園に行かなくても、アイディア次第でおうちの中でできる、楽しく体を動かしたり、いろいろな素材に触れたりする遊びもいっぱい。
特に、身近なもので手軽にできる感覚遊びや、ダイナミックな親子遊びはオススメ(パパの出番ですヨ)!
体幹や感覚が育つと負担感が減って、自然と外への興味が出てくることもありますし、焦らずじっくり、その子の個性に合わせたムリのないアプローチで工夫してみましょう。
<おうちでできる!オススメ感覚遊び>
エアコンの効いたおうちの中でも、楽しく五感を育てて体を動かす遊びのアイディア!
・泥んこ遊び→粘土遊び(樹脂粘土・マイクロビーズ粘土・スライム粘土など、新素材もさまざま!)や、クッキーの生地こね、おにぎりづくり(苦手な触感があれば、最初はゴム手袋やラップなどを使ってOK!)など。
・砂場遊び→お米とぎのお手伝い、キネティックサンドやビーズで卓上砂場も。
・昆虫採集→壁にペンライトで光を当てて動かしてタッチ、親の指2本でありんこコチョコチョ捕獲ゲーム、扇風機で紙切れやビニール袋を飛ばして空中キャッチなど。
・大型遊具→パパ登り、手放し抱っこ&おんぶ、うつぶせになった親の背中歩き、机の脚や並べた浮き輪でトンネルくぐり、回転イスぐるぐる遊びなど。
ココが大切!
インドア派でも、おませさんでも、博士クンでも、み〜んな、それが「子ども」です。
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Profile
おおばみすず/うちの子専門家。発達障害のある長男(中2)、グレーゾーンの次男(小6)、長女(小3)の3人のママ。
著書に「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸ばす120の子育て法」他。
https://www.rakurakumom.com/
漫画イラストレーター。長野在住。4歳&0歳男の子ママ。kodomoeの育児特集で、「ママあるある」をわかりやすくマンガ化することに定評がある。ルナルナで「ねこ夫婦のはてなポスト」シリーズを連載するなど、webや雑誌などで活躍。
Twitter: @toyamachisato
Web: http://chisato.boo.jp/
編集協力/田所佐月