2024年1月6日

思春期は「手を離して、目は離すな」と言うけれど。臨床心理士に聞いた、反抗期の娘への怒りの鎮め方【杉浦さやかの「機嫌のいいママになりたい!」3・前編】

「機嫌のいいママになりたい!」という永遠のテーマを追いかける、本誌との連動企画。第3回前編は、これから思春期に突入する子どもとの向き合い方について、臨床心理士のたかだちかこさんに、お話をうかがいました。

思春期は「手を離して、目は離すな」と言うけれど。臨床心理士に聞いた、反抗期の娘への怒りの鎮め方【杉浦さやかの「機嫌のいいママになりたい!」3・前編】の画像1

 本誌では年齢別で、反抗期の傾向と、その対策について書きました。本誌で紹介しきれなかったのが、小学校高学年頃から始まる第二次反抗期。

まっただ中の中一娘を持つ担当Tさんは、バトルをする気力もなくなり、今は放置状態。
「時々声をかけながら静観している感じですね。お母さんに見捨てられたと思うような放置ではないので、今のままで大丈夫。外ではいい子で頑張っているんですもん。」とたかださん。
よく言う、思春期は“手を離して、目は離すな”ってことなのかな。私も、もう手を離す時期はすぐそこ……という覚悟で、この連載を始めたのです。なんとか第二次反抗期を、目も心も離さずに乗り切るために。

ちなみに反抗が強く出るタイプを聞いてみたら、個人差は大きいけど――
・親とタイプが違う(のんびり VS せっかちなど)
・外で我慢する子⇦うちの子、そうだわ。
・いろいろ言いたい親⇦私のこと……だわ。気をつけないと!

思春期は「手を離して、目は離すな」と言うけれど。臨床心理士に聞いた、反抗期の娘への怒りの鎮め方【杉浦さやかの「機嫌のいいママになりたい!」3・前編】の画像2

 自己嫌悪ばかりの私に、怒ることを自分に許してあげて、というアドバイスをくれたたかださん。「こんなに忙しく仕事して家事をして育児もして、子どもがわけのわからない八つ当たりや反抗をしてきたら、怒って当然ですよ」。で、ですよね~~!

いつものように怒った後に、半信半疑で『大丈夫、怒っていいんだよ』と自分に語りかけると、なんだかホッ。落ち着いてから、「お母さんも疲れてて、言い方がきつかったよ。そこはごめんね」と謝れるようになりました。

以前は私がちょっとでも謝ろうものなら、「さっきごめんねって言ったよねー」と、鬼の首を取ったように何度も言うので、「謝りたくない!」と思っていたのです。たかださんに「珍しいから、うれしいんじゃないですかね」と言われて、目からうろこ。うれしいのか~~。なるほど。
私はなんでも悪いほうにとりがちなのかも。こちらの非をちゃんと謝ると、確かにうれしそうで、娘も素直になってくれるよう。

後編では、取材後にやってみたことの2つ目、タブレットに関するルール決めについて紹介します。

kodomoe2月号では、Vol.3「子どもはずっと反抗期?」というタイトルで、イヤイヤ期から始まる子どもの反抗期の対処法について、たかださんがアドバイス。

たかだちかこさん
臨床心理士・オンラインカウンセリング「うららか相談室」で、親子・家族問題などに関する相談に応じている。
うららか相談室
たかださんページ

杉浦さやか Sayaka Sugiura
1971年生まれ。日本大学芸術学部卒業。在学中よりイラストレーターとして仕事を始める。著書に『えほんとさんぽ』『おきにいりと暮らすABC』『おやこデート』(白泉社)、『おたのしみ歳時記』(ワニブックス)、『ニュー東京ホリデイ』『たのしみノートのつくりかた』(祥伝社)他多数。新刊『すきなもの 楽しいことA to Z -’80s~’90s少女カルチャーブック』(祥伝社)も好評発売中。現在、10歳の娘・蕗と夫と3人で東京に暮らす。

杉浦さやか新刊プロジェクト(祥伝社)
http://www.shodensha.co.jp/ssp/

杉浦さやかTwitter
https://twitter.com/saa_aya


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デザイン/畠山香織

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