娘はイヤイヤ期からずーっと反抗期!? 怒りコントロールのために試した、あれこれ。【機嫌のいいママになりたい!・1】
「機嫌のいいママになりたい!」という永遠のテーマを追いかけて、本誌10月号からスタートした杉浦さやかさんの新連載。
娘さんとのバトルを描いて大反響だった本誌第1回に続き、WEBでは、イライラを抑えるために、これまで杉浦さんが試してきたことをプレイバック!
10歳の娘はひとりっ子であまえんぼう、普段はなかよし親子ですが、ひとたびもめると……まぁひどいことになる。
よく眠り、穏やかで「こりゃ楽だ~」と思っていた赤ん坊時代。しかし人生、甘くはありません。
2歳になるあたりから強い意志を見せはじめ、イヤイヤ期からずーっと反抗期みたいなもの。そのころから外ではすこぶるいい子で、気配り派の頑張り屋。そのぶん「家でくらい好きにさせてくれっ」といわんばかりに、発散するようになりました。
そんな娘と真正面からぶつかっては、自分の器の小ささに落ち込む日々。同じ土俵に上ってどうする……と、何度も感情のコントロールに挑戦してきました。
私はずっと日記をつけてきたので、まずはノートに自問自答。でも「書く」ことで満足して、解決にはまったく至りませんでした。
すがる思いで本を読み漁ったり、アプリを入れたりといろいろやって、一進一退を繰り返しておりました。
小学生になり、1年生のおわりにコロナ禍に入ってからは、さらに親子ゲンカがぐっと増えてしまいました。一緒にいる時間が長くなったこともあるけど、私の感情のコントロールが以前にも増して効かなくなっていたのです。
夫にも「明らかに怒りっぽくなった」と言われ、「更年期かも」と思いはじめたこのとき、私は47歳を迎えていました。
それから4年。だいぶ物わかりもよくなり、恒例だった朝の不機嫌も収まってきた10歳の娘。けれども私のイライラや怒りのボルテージは下がらず、ケンカとなると派手にやってしまうのは相変わらず。
本格的な思春期はすぐ目の前。残り少ない親子の蜜月期を、ケンカなんかで無駄にしたくない! 遅まきながら”機嫌のいいママ”になるべく、本格的な修行に乗り出しました。
まずは荒ぶる自分に向き合うため、数年来気になっていたホルモン値を調べに行くことから、スタートです!
kodomoe10月号では、Vol.1「気づいたら私、不機嫌ママでした!」というタイトルで、杉浦さん母娘のイライラ&イヤイヤバトル遍歴を紹介しています!
杉浦さやか Sayaka Sugiura
1971年生まれ。日本大学芸術学部卒業。在学中よりイラストレーターとして仕事を始める。著書に『えほんとさんぽ』『おきにいりと暮らすABC』『おやこデート』(白泉社)、『おたのしみ歳時記』(ワニブックス)、『ニュー東京ホリデイ』、『すきなもの 楽しいことA to Z -’80s~’90s少女カルチャーブック』(祥伝社)ほか多数。
kodomoeでの連載「おやこ プチプラごっこ」をもとにまとめた書籍『わたしたちの歳時記』(ワニブックス)が12月下旬発売予定。
おやこ プチプラごっこ+plus(web版連載)
https://kodomoe.net/serial/sugiura_gokko/
杉浦さやか新刊プロジェクト(祥伝社)
http://www.shodensha.co.jp/ssp/
杉浦さやかX(旧Twitter)
https://twitter.com/saa_aya
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デザイン/畠山香織
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