2019年6月5日

子どもの小さな「できた!」をカタチに残そう!【楽々かあさん流 子どもが伸びる♪ラク育ドリル 第8回】

「できた日記」が、自信を育む

「いつだって、あなたの成長をうれしく思っているよ」という思いを、写真と言葉で記録してみて。

 できたことだけを集めたスクラップブック「できた日記」は、その子自身との比較で、「小さな進歩」「その子なりの成長」などに親が気づきやすくなります。
 それに、「見えるカタチ」にすれば、子どもも自分で、できたことや親のほめコメントを何度も見直せるので、こっちに余裕がない時でも、いつでも替わりに自信をつけてあげられますしね。まさに一石二鳥!
 「お兄ちゃん」としてではなく、その子自身を「ママ(パパ)はいつでも見ているよ」というメッセージが伝われば、いつの間にかその子なりにしっかりしてくると思いますよ。

<「できた日記」の作り方>

1. スクラップブックやノートに、写真や手紙、作品などの「証拠」を貼って、その子の「できた」ことだけを集める

2.その際、「トイレのできた」「自転車のできた」など、項目別にページ分けすると、成長が分かりやすい。好きな絵本やあそびの記録もオススメ!

3.そこに「〇〇ができるようになったね」「最後までよくがんばったね」など、親のほめコメントなども添えると尚Good!

・スクラップブックを作る時間がない場合、子どものできたことだけを記録する1行日記をつけたり、スマホから家族限定SNSや日記アプリを活用したりするのもアリ。

 

ココが大切!

1年前、2年前のその子自身と比べれば、必ず成長していること、できるようになったことに気づけるハズ。

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Profile

監修・文:大場美鈴 (楽々かあさん)

おおばみすず/うちの子専門家。発達障害のある長男(中2)、グレーゾーンの次男(小6)、長女(小3)の3人のママ。
著書に「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸ばす120の子育て法」他。
https://www.rakurakumom.com/

マンガ:とやまちさと

漫画イラストレーター。長野在住。4歳&0歳男の子ママ。kodomoeの育児特集で、「ママあるある」をわかりやすくマンガ化することに定評がある。ルナルナで「ねこ夫婦のはてなポスト」シリーズを連載するなど、webや雑誌などで活躍。
Twitter: @toyamachisato
Web: http://chisato.boo.jp/

編集協力/田所佐月

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