第7回 井上和香さん×消しゴムはんこ作家さん「絵心がなくても、かわいいカードが作れますか?」
かわいいポップアップカードにしてみよう
とみこはん:
スタンプは1個あれば、ずっと押せるのがいいですよね。
たとえば木のスタンプは一個だけでも、たくさん押せば森になります。同じデザインでも、薄い緑と濃い緑など、色を2色にしてもおしゃれです。
丸のところに後で黄色を入れてあげれば、ライトが光ったように見えます。
和香:
本当だ! 急にクリスマスツリーらしくなりますね。
とみこはん:
さっき切り落とした消しゴムの端で、小さい丸や星のハンコが作れるんですよ。この切り落としたのを、積み木みたいに組み合わせて押してもおもしろいですしね。
和香:
あ、じゃあ私、この三角の消しゴムを使って、三角フラッグのガーランドを作ってみます!
とみこはん:
いいですね。エンジン入ってきましたね。
あと、ポップアップにするのも人気があるんですよ。
押した後に、周りを切って、たたせてあげる。立体になると、かわいくなります。
トップス BEIGE,(オンワード樫山 お客様相談室) 27,000円、パンツ BEIGE, (オンワード樫山 お客様相談室)28,000円、ピアス テイクアップ 38,000円+税、ネックレス anapnoe 32,000円
和香:
これ、かわいいですね。
私、ここに直筆メッセージを書いてもいいですか?
とみこはん:
それじゃ、このにじいろ色鉛筆使ってみます?
和香:
なんですか、これ!
とみこはん:
芯が7色になっていて、書く角度で色が変わるんですよ。最初に出したい色を決めて書き始めるといいですよ。
和香:
おもしろーい。使ってみます!
(もくもくと作業)
和香:
できました! どうですか?
とみこはん:
いいじゃないですか!
集中して30分でできあがるなんて、和香さんは作業が早いほうですね。
消しゴムはんこは、作る人の性格が出るので、一回一回「これでいいですか?」って確認する慎重な人もいれば、どんどん大胆に彫る人もいたりします。今回の和香さんは、何かを成し遂げるときのコツがわかってるんだと思います。
和香:
本当ですか!
でも子どもがいると、何かに集中できる時間ってなかなかないから、たまにはこういうのもいいですね。すごく楽しかったです!
〈スタジオ〉
Share Space 築地 ~ichigoen~
撮影/黒澤義教 取材・文/日下淳子
■井上和香さん:
1980年生まれ。女優。2012年、映画監督の飯塚健さんと結婚。2015年7月、第一子となる娘さんを出産。オフィシャルブログ:https://ameblo.jp/inoue-waka