2018年12月11日

第8回 井上和香さん×消しゴム版画イラストレーターさん「消しゴムハンコで、今年は気持ちが伝わる年賀状」

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前回、イラストレーターのとみこはんさんに、消しゴムハンコの作り方を教えてもらった井上和香さん。無機質なプリントになりがちな年賀状に、ぬくもりを与えるアレンジ術を教えてもらいました。

■とみこはん:
消しゴム版画・イラストレーター。とみこのはんこ、略して「とみこはん」。消しゴム版画でイラストを描きます。食べ物や人物のモチーフを中心とし、雑誌、書籍、テレビ、広告など様々な分野で活動中。ワークショップ講師として、国内外で消しゴムはんこの楽しさを伝える活動もしています。
「好きなものをはんこにしよう  動画で学べる とみこはんの消しゴムはんこ」

落款(らっかん)さえあれば手作り風に

井上和香さん(以下、和香):
年賀状は、最近出してないんですよ。メールとかラインとかで済ませてしまって。でも子どもができたら、みんなとてもきれいな年賀状をくれて、すごいですよね。とみこさんは、やっぱり、はんこで手作りの年賀状出してますか?

とみこはんさん(以下とみこはん):
消しゴムはんこで年賀状を作ると、やっぱりあったかみがあるんです。いまは何でもプリンターで完璧なものができるじゃないですか。表も裏もプリンターで、手書きのひとこともない年賀状をもらうと、「私にわざわざお年玉くじをくれなくてもいいよ」って思っちゃう。

和香:
ああー、確かにそうですね。

とみこはん:
例えば100枚出すとしたら、一枚だけ手作りで仕上げて、スキャンして、印刷にはかけます。そして、できれば一筆添えたいのと自分の名前のところに落款の「と」を押すんです(和香だったら「わ」や「和」といった自筆の署名替わりの印)。この直に押している落款があると「あ、これは一個ずつ押してくれてるんだ」と想像できますよね。たった一つのはんこだけれど、心がこもっているように感じます。そして、何より画面が引き締まります。

和香:
あはは!それ、いい!

とみこはん:
押してるんだなっていう感じが見えるのが大事で、もし落款までスキャンしちゃったら、一気に温度が下がってしまうかも・・・

和香:
宛名は印刷していますか?

とみこはん:
宛名は印刷してもいいと思うんです。最終的に、落款があれば、「あなたのためにひとつひとつ押しました」という雰囲気が伝わると思います。

イノシシが描けなくても、はんこで家族全員が完成!

とみこはん:
はんこは、同じものをいっぱい押すだけで模様になったりして、アレンジでいろいろ遊べるんです。色を変えたり、色鉛筆で足したりできるから、子どもでも楽しいですよ。

和香:
足すんですね。あれ、来年の干支は、このはんこを使うんですか?

とみこはん:
大きいイノシシは親、小さいイノシシは子ども。この輪郭だけ作っておいて、あとは色鉛筆で、子どものウリぼうは体に横のラインを、大人のイノシシは横に点々を書けば、それっぽくなります。顔もいろんな顔にできますよね。

和香:
あ、本当だ! かわいいですね。

とみこはん:
はんこは自分でどこまで押すかが決められるので、子ども2人にする、3人にするっていう家族構成も、自由に設定できるのがいいんですよ。顔や髪型のはんこを作っておいて、パーツだけアレンジするというのもおすすめです。

色も素材も自在に選べるのがはんこのいいところ!

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