2022年1月13日

小正月に食べる、邪気をはらう「小豆粥」【我が家のごはん日記/吉川愛歩さんちの食卓・3】

忙しいママにとって、日々の家事の中で悩ましいのがごはんのこと。適度に手を抜きたいけれど、家族には栄養のあるものをバランスよく食べてもらいたい。では、食にかかわるお仕事をしているママたちは、家族のごはんをどうしているの?
kodomoe webで人気の連載「我が家のごはん日記」から、気になるメニューをご紹介。今回は、フード&ライターで、13歳女子と5歳男子のママである吉川愛歩さんちの、ある日の食卓をピックアップ。中でも、小正月(こしょうがつ:地域によっては1月14~16日の3日間や、元日~15日の15日間のことを指す)に、邪気をはらうと言い伝えのある「小豆粥」は、参考にしたいメニューのひとつです!

吉川愛歩さんちの
ある日の食卓

小正月の朝ごはん

小正月に食べる、邪気をはらう「小豆粥」【我が家のごはん日記/吉川愛歩さんちの食卓・3】の画像1

小正月。今日は夕食がつくれないので、朝ごはんに小豆粥を炊きました。お粥に茹でた小豆と焼いたお餅を入れ、粗精糖をかけていただきます。七草のときと違ってお餅があるので、少しスープ感のあるお粥です。

季節や暦を感じられる食べ物は、なるべく取り入れるようにしています。それはただ単純に、好きだから。一年を経て同じ季節がめぐってきたときに「ああ、またこの時期が来たなあ」と思うことや、「そろそろこの食べ物がやってくるな」と楽しみに待つことが、ありふれていてぼんやり流れていってしまう日々の、差し色になる感じがするのです。

そうはっきりと思うようになったのは、まだひとり目を産んだばかりだったころ。当時わたしは仕事を辞め、子どもの世話に明け暮れていました。きのうと今日があまりにも変わらない日々で(それはとても平和なことでもあるけれど)、毎日おむつを換えて、毎日おっぱいをやって、世間は忙しそうに動いているのに、温室のなかに取り残されたような感覚で。今日が何曜日なのか、何月なのかを忘れそうになったとき、季節の移り変わりや暦に目を向けるようになったのでした。つまり、今日で13回目の小豆粥。12歳女子が0歳だったときにつくったときのことを思い出して、やさしい気持ちになった朝です。

吉川愛歩さんちの
ある金曜日の夜ごはん

100円ショップの
燻製キット

小正月に食べる、邪気をはらう「小豆粥」【我が家のごはん日記/吉川愛歩さんちの食卓・3】の画像2

そして燻製! 実はこのあいだ100円ショップで燻製キットを見つけ、うっかり買ってしまったので、庭でプロセスチーズとうずらの卵を燻製にしてみる夜。子どもたちが「できた? できた?」と蓋を何度も開けるもんだから、全然煙が充満しない! やっとのことでできました。おいしかった〜!

吉川愛歩さんちの
ある日曜日の朝ごはん

時間がない朝も
常備のグラノーラがあれば楽ちん!

小正月に食べる、邪気をはらう「小豆粥」【我が家のごはん日記/吉川愛歩さんちの食卓・3】の画像3

朝は時間がなくて、グラノーラ。オーツ麦にメープルシロップと米油を混ぜてオーブンで焼き、そこにナッツやドライフルーツを入れたものを常備してあります。疲れ果てて動けない朝も、「グラノーラ……」と言えば子どもたちが準備できるので楽ちん。

小正月に食べる、邪気をはらう「小豆粥」【我が家のごはん日記/吉川愛歩さんちの食卓・3】の画像4吉川愛歩(よしかわあゆみ)
フード/ライター。4歳と12歳の母。出版社で勤務したのち、フリーライターに。雑誌やweb、パンフレットや食品パッケージなどの調理と執筆の仕事をしている。ときおりオウチゴハンヤとして、お弁当のケータリングや出張料理を行う。野菜を中心にした、飾らない普段のごはんが好き。
Instagram @yoshikawaayumi 

吉川愛歩さんの「我が家のごはん日記」1~4はこちらから「我が家のごはん日記・1」「我が家のごはん日記・2」「我が家のごはん日記・3」「我が家のごはん日記・4

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