鮭が大活躍!1週間を鮭おかず弁当で乗り切ろう【鮭と豚こまで作る2週間弁当・1】
4月からお弁当ライフが始まるママ必見! 冷蔵庫にある2大食材・鮭と豚こまで作る2週間弁当。今回は、鮭おかずの1週間レシピをご紹介します。
ちょっとしたすき間を埋めるのに便利なミニおかずや詰め方のポイントを学んで、今日からお弁当名人を目指しましょう♪
※レシピは特に表記のない限り、すべて子ども1人分です。電子レンジは600Wを目安にしています。耐熱ボウルは特に表記のない限り、直径12cmのものを使用しています。
鮭おかず1週間弁当
絶妙な塩けが効いている甘塩鮭はお弁当にもってこいの食材。揚げたり、漬けたり、ごはんがパクパク進むおかずに仕上げます。
(月)鮭の焼き漬け弁当
ぽん酢しょうゆをさっとからめてさっぱりと。
小松菜のごま和えのコクを引き立てます。
油を使わずカリッと焼いて
▲鮭の焼き漬け
材料
甘塩鮭…1/3切れ
ぽん酢しょうゆ…大さじ1
作り方
1. 鮭はキッチンペーパーで水けを拭く。
2. テフロン製フライパンを熱し、鮭を両面焼き色が付くまで焼く。熱いうちにぽん酢しょうゆをかけて粗熱を取る。
味が染み込むように、熱いうちにぽん酢しょうゆをかけて、そのまま粗熱を取る。
加熱不要だから寝坊した日も◎
▲ちくわときゅうりのナムル
材料
ちくわ…1/3本
きゅうり…1/3本
塩…少々
A めんつゆ(3倍濃縮タイプ)…小さじ1/2
ごま油…小さじ1
作り方
1. きゅうりはせん切りにして塩をまぶし、水けを絞る。ちくわは縦半分に切ってから斜め細切りにする。
2. ボウルに1、Aを入れて和える。
味付けはしょうゆのみでシンプルに
▲小松菜のごま和え
材料 (作りやすい分量)
小松菜…1/2束
A 白いりごま…小さじ1
しょうゆ…小さじ1
作り方
1. 小松菜はラップで全体を包んで電子レンジで2分加熱する。冷水にとって水けをよく絞り、根元を切り落として長さ3cmに切る。
2. ボウルに1、Aを入れて和える。
▲ごはん+赤じそふりかけ…各適量
お弁当の詰め方
弁当箱に粗熱を取ったごはん、鮭の焼き漬け、ちくわときゅうりのナムル、小松菜のごま和え適量を詰める。ごはんの上に好みでふりかけを振る。
お弁当の詰め方LESSON
お弁当は一番面積の大きいものから詰めるのが鉄則。ナムルのように汁けのあるものはカップに。鮭をごはんの縁に立てかけるように詰めたらそのすきまにごま和えを。
(火)鮭フレーク弁当
フライパンで作る簡単鮭フレーク
ほうれん草×卵でカラフルに
卵ひとつで作れるから手軽
▲ほうれん草のオムレツ
材料
卵 …1個
ほうれん草…2本
塩…ひとつまみ
バター…5g
作り方
1. ほうれん草はラップで全体を包んで電子レンジで30秒加熱する。冷水にとって水けをよく絞り、長さ3cmに切る。
2. ボウルに卵を割りほぐし、塩を加えてさらに混ぜる。
3. フライパンにバターを溶かして2を流し入れ、箸でかき混ぜる。中央に1を加え、全体をまとめる。
絶妙な酸味がごはんによく合う
▲鮭フレークごはん
材料
甘塩鮭…1/2切れ
A 酢…40mℓ
砂糖…大さじ1/2
ごはん…適量
作り方
1. 鮭はキッチンペーパーで水けを拭く。
2. フライパンにAを入れて沸かし、1を加えて火が通るまで煮て粗熱を取る。
3. 2の皮と骨を除いてほぐし、ごはんと混ぜる。
フライパンに酢、砂糖を加えて沸かしてから、鮭を入れて。冷蔵庫で3日程度持つので、多めに作っても。
▲さつまいもの甘煮(市販)…適宜
お弁当の詰め方
弁当箱に鮭フレークごはん、半分に切ったほうれん草のオムレツを詰める。好みでさつまいもの甘煮を添える。
(水)鮭の竜田揚げ弁当
パパウケも狙えるボリューム弁当
色よくカリッと揚げるのがポイント
鶏より火の通りが早いから簡単
▲鮭の竜田揚げ
材料
甘塩鮭…1/2切れ
A しょうゆ、みりん…各小さじ1
片栗粉…小さじ1
揚げ油…適量
作り方
1. 鮭はキッチンペーパーで水けを拭いて皮を取り、一口大に切る。
2. ポリ袋に1、Aを入れて約10分置く。片栗粉を入れて全体にまぶしつける。
3. フライパンに揚げ油を180℃に熱し、2を色よく揚げる。
下味を付ける、衣をまぶし付ける工程はポリ袋で。手が汚れず洗いものも増えないので便利。
食べやすいマヨ味で野菜をチャージ
▲キャベツの簡単コールスロー
材料 (作りやすい分量)
キャベツ…1/8個
玉ねぎ…1/8個
A マヨネーズ…大さじ1と1/2
砂糖、酢…各大さじ1/2
塩…ふたつまみ
作り方
1. キャベツはせん切りにし、玉ねぎは薄切りにする。
2. ボウルにAを入れて混ぜ合わせ、1の玉ねぎ、キャベツを順に加えてそのつどもみ込む。しんなりとして味がなじむまで置く。
※あまったら冷蔵庫で約3日保存可能。
▲ごはん+海苔…各適量
お弁当の詰め方
弁当箱に鮭の竜田揚げ、キャベツのコールスロー適量を詰める。ごはんは俵型に握り、海苔を巻く。
(木)鮭のハニー照り焼き弁当
ごはんをもりもり食べられるよう
鮭は甘じょっぱい味にしました
はちみつパワーできれいな照りに
▲鮭のハニー照り焼き
材料
甘塩鮭…1/3切れ
A しょうゆ、酒、はちみつ…各大さじ1/2
しょうが(すりおろし)…小さじ1/2
サラダ油…小さじ1
作り方
1. 鮭はキッチンペーパーで水けを拭く。
2. ポリ袋に1、Aを入れて約10分置く。
3. フライパンに油を中火で熱して2を漬け汁ごと加え、焦がさないように照りよく焼く。
最大のコツはしっかりと下味を付けること。下味を付けている間に、先に副菜を作ると効率がいい。
仕上げのしょうゆの香りが食欲を刺激
▲パプリカとズッキーニのソテー
材料
パプリカ…1/2個
ズッキーニ…1/2本
塩…ひとつまみ
オリーブオイル…小さじ2
しょうゆ…小さじ1
作り方
1. パプリカは乱切りにし、ズッキーニは幅1cmの輪切りにする。ズッキーニに塩を振る。
2. フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、ズッキーニを炒める。焼き色が付いたらパプリカを加える。しょうゆをまわしかけて香りを出す。
▲ごはん+ふりかけ…各適量
お弁当の詰め方
弁当箱にごはん、鮭のハニー照り焼き、パプリカとズッキーニのソテーを詰める。好みでごはんの上にふりかけを振る。
(金)鮭のレモンバター焼き弁当
バターで焼くだけで普段と違う味に
副菜は前の晩から作っておいても
レモンの風味が味をまとめます
▲鮭のレモンバター焼き
材料
甘塩鮭…1/2切れ
バター…大さじ1/2
A レモン汁…小さじ1
塩…ひとつまみ
作り方
1. 鮭はキッチンペーパーで水けを拭く。
2. フライパンにバターを入れて中火で熱し、溶けたら1を加えて焼き色が付くまで両面を焼く。
3. 2にAを加えて全体にからめたら、火を止める。
レモンの香りは加熱すると飛んでしまうので、レモン汁を加えるのは一番最後に。
ブロッコリーは冷凍でもOK
▲ブロッコリーとコーンのマリネ
材料
ブロッコリー…3房
コーン(缶詰)…大さじ1
A マヨネーズ…大さじ1
塩、こしょう…各適量
作り方
1. ブロッコリーは小房に分ける。耐熱皿にのせてふんわりとラップをかけ、電子レンジで2分加熱する。
2. 1にコーン、Aを加えて和える。
▲ごはん+塩昆布…各適量
お弁当の詰め方
弁当箱にごはん、食べやすいように切った鮭のレモンバター焼き、ブロッコリーとコーンのマリネを詰める。好みでごはんの上に塩昆布をのせる。
教えてくれたのは
角田真秀さん
すみだまほ/料理研究家。夫とフードユニット「すみや」として、雑誌のほか、ケータリングや企業のレシピ監修も行う。著書に『料理が身につくお弁当』(PHP研究所)。
撮影/馬場わかな スタイリング/駒井京子 イラスト/若山りえこ(kodomoe2019年4月号掲載)