忙しいママは、がんばっているママ。ながら&スキマ育児のススメ【楽々かあさん流 子どもが伸びる♪ラク育ドリル 第15回】
ながらのお手伝いが、遊びに変わる!
余裕がなくて、手の抜き方もスキマ時間の見つけ方もよくわからない! 子どももママも満足できるふれあい方、教えてください!
お手伝いも、子どもにとっては遊びの延長。それに「大好きなママの役に立ちたい!」って、いつも健気に思っているんです。
「子どものお手伝いにじっくり付き合う余裕がない」なんて時は、ほんの小さなことを「ちょっと」「ここだけ」と、ピンポイントで具体的に頼んでみましょう。できたら(上手にできなくても)「ありがとう!」「助かるわ」と伝えて、ついでに頭をナデナデ。
お手伝いに限らず、生活動線の中で背中をポン、肩をギュ、ほっぺをちょん、お腹をツン……などなど、ドサクサ紛れの「ついでのワンタッチ」をさり気なく増量するのが、親が忙しくても子どもが満足するツボ!
そして、どれだけ忙しくても、いつでも自分の意志でお茶の一杯くらいは飲めること、ママはひとりじゃないこと、子育ての最大の協力者は子ども自身であること……忘れないで下さいね。
ココが大切!
子どもとの遊びは、上手にツボを押さえれば、「ながら」だって大丈夫!
<「ながら」でできる! 親子あそび>
・洗濯物をたたみながら、子どもも一緒にシワを伸ばして、たたんで、お腹にしまう
・一緒にお風呂に入りながら、湯船に入浴剤を入れて、手探りあそび
・ゴロ寝しながら、こたつの中で足の裏をコチョコチョ
・寝ながら、布団の中でタコ足配線つなぎ
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Profile
おおばみすず/うちの子専門家。発達障害のある長男(中2)、グレーゾーンの次男(小6)、長女(小3)の3人のママ。
著書に「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸ばす120の子育て法」他。
https://www.rakurakumom.com/
漫画イラストレーター。長野県在住。4歳&1歳男の子ママ。kodomoe webで家族エッセイ「くまのこ兄弟の家族日記」を連載中。ほか「ねこ夫婦のはてなポスト」シリーズ(ルナルナ)など、webや雑誌等で活躍。
「くまのこ兄弟の家族日記」: /serial/kumanoko-kyodai/
Twitter: @toyamachisato Web: http://chisato.boo.jp/
編集協力/田所佐月