2018年5月31日

第4回 井上和香さん×JPIC読書アドバイザーさん 「どんな絵本を選ぶかより、親子で楽しむことが大事なんですね」

シェア
ツイート
G+
ブックマーク

芸能界でのお仕事に、おうちでは2歳の娘さんのママと、毎日頑張る井上和香さん。
前回に引き続き、JPIC読書アドバイザー・原陽子さんに、読む絵本の幅が今より広がるコツを教えて頂きます。

■原陽子さん:
JPIC読書アドバイザー、フリー編集者。kodomoeでは「季節の絵本ノート」をはじめ主に絵本の記事を担当。3児の母。

入院中のベッドで、ママに読み聞かせ

原:
和香さんは小さい頃アンパンマンの絵本を読んでいたそうなので、一番初期の『あんぱんまん』をお持ちしました。

和香:
そうなんです、幼稚園の紙芝居で見てたと思うんです。
この初期のテイストのものでした。顔がなくなったまま飛んでて、「すごい、顔がなくても飛べるんだ」って。
新しい顔をつくってくれるのは、「ジャムおじさん」じゃなかったですよね。
そう、ほら、「ぱんつくりのおじさん」!
今、娘がアンパンマンに夢中で、この前路地の暗がりのガチャガチャを見て、「アンパンマンのガチャガチャ!」って。
私、30年そこを通っているんですけど、気づいたことがありませんでした。

原:
アンパンマンパワー、すごいですね。
同じやなせたかしさんの『やさしいライオン』は知っていますか?

和香:
この絵、見たことあります!
内容は覚えてないですが、同じ作者なんですか?
びっくりしますね、アンパンマンのイメージが強いので。
子どもが生まれてから書店の絵本コーナーに行くようになって、表紙を見て「なんでこれ知ってるんだろう」って驚くことが多くて。
絵本や紙芝居がいっぱいある幼稚園だったので、豊かな絵本体験をさせてもらってたんですね。

原:
作者や出版社は覚えていなくても、絵で思い出すんですよね。
『やさしいライオン』を「これもアンパンマンと同じ人が描いたんだよ」と読んでみるとか、娘さんが好きな『だるまさんが』からかがくいひろしさんの他の本とか、読む絵本の幅は、そんなふうに広げていけますよ。

和香:
かがくいさんの「だるまさん」シリーズは、先輩ママに「これは赤ちゃんの頃から読めて子どもに人気だから、買っておいた方がいい」と言われて、出産前にシリーズ3冊買ったんです。
最初は正直、簡単すぎると思っていたんですけど、子どもは楽しくてしょうがないみたい。
こんなの思いつくなんてすごいな、こんなに子ども目線で描かれている方がいるんだって、驚きました。

原:
そうなんです、かがくいさんの本は子どもに大人気。
『まくらのせんにん そこのあなた』は、本をひっくり返してトントントン、とするのが楽しいですよ。
いろいろなものがおふとんをかけて眠る、『おふとんかけたら』もおすすめです。

スカート (オティウム) ピアス¥23,760 ネックレス ¥46,440 ブレスレット ¥23,760 /全て (フェスタリア ビジュソフィア ギンザ)

 

和香:
(2冊を見ながら)トントントン、あー、もうすごい喜びそう。
これは楽しいですね。
こっちは、おふとんかけたら……とーろとろ。
あ、これはかわいいですね〜。
うちはかがくいさんの絵本は、寝る前はダメなんです、テンションあがっちゃうから。
これは起きてるときに読もうねって、おふとんには持って行かないようにしています(笑)。
すごい好きなので、お仕事の現場に娘をつれていくときは持ってって、マネージャーさんに読んでもらって。

原:
そういうふうに出先でも気軽に読んでもらえると、本への親しみが根付きますよね。

和香:
そういえば先日、娘が気管支炎で入院したときに、テレビもおもちゃもない病室で、絵本にすごく助けられたんです。
娘もあまり動けないから、持ってきた絵本をずっと読んでました。
私に読み聞かせもしてくれて。
寝るときに読むことが多いので、私の真似をしたいみたいで、ベッドで娘に「ごろーんよ」と言われたので、一応近くに行ってごろんして(笑)。
まだ文字を読めないから、自分でお話をつくっているみたいなんですけど、すごくうれしかったですね。

1 2 3
シェア
ツイート
G+
ブックマーク
トピックス

ページトップへ