2021年4月8日

テストには出ない、妄想創作文字【ぼくとフジオ・18】

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『ねたあとゆうえんち』や『よなかかいじゅうイビキラス』(ともに白泉社)などでおなじみの絵本作家でイラストレーターの大串ゆうじさんが、子育ての中で日々湧いてくる「妄想」を描きます!

こんにちは。「ぼくとフジオ」の第18回目ですが、今回は「文字」をテーマにしてみたいと思います。

息子・フジオ(4歳)も最近だんだんと文字を理解できるようになってきました。駐車場やエレベーターの数字を見ては口に出してみたり(まだ6と9を間違えます)、自分の名前の平仮名を看板やチラシで発見すると嬉しそうにしています。この間は僕がテレビの録画リストをチェックしていると、フジオが覗き込んできて「ダーウィンが来た!」や「おさるのジョージ」など自分が好きな番組を発見して、「それ!! みる!」と言っていました。どこまで読めているのかはちょっと謎ですが、文字の配列や全体的イメージで把握しているのかもしれません。好きなものへの情熱と執着には関心させられます。

「『川の字に寝る』っていうけど、うちは4人家族だから1本多いな~」と思っていた小学生の頃、母親からは「漢字だけは覚えといて損はないから、ちゃんと勉強しなさい!」と言われたものでした。夏休みなどには漢字ドリルをよくやらされていた記憶があります。ですが早く遊びたい一心で嫌々適当にやっていたので、やっぱり漢字が苦手な大人になってしまいました……。フジオにも「漢字だけは覚えといて損はないよ~」と言いたいですが……どうでしょうか……。

ということで今回はテストには出ない妄想創作文字を考えてみました。

第18回 妄想創作文字を考える

その1「ひま」

ひまなときに考えた創作文字です。

その2「暇」

暇なので漢字バージョンも考えました。

その3「だんち」

団地が好きなので考案しました。「だんち」という文字になっている団地です。子ども達は「ぼくの家は(んー203)だよ!」みたいな会話をしていると思います。

その4「重機」

「重機」という漢字そのものがゴツゴツして骨太な「重機」のイメージにぴったりの文字だと思い考案しました。ゴツゴツした「重機」を描くのがとても好きです。

以上、妄想創作文字でした。創作文字を考えるのは楽しいので今後も色々と考えてみたいです。創作文字だらけの手紙とかあったら暗号の手紙みたいで面白いかもな~と思いました。

次回はまた違うテーマで妄想してみたいと思います。ありがとうございました!

大串ゆうじ
おおくしゆうじ/1976年茨城県出身。多摩美術大学絵画科油画専攻卒業。個展などで作品を発表しながら、雑誌、テレビ、広告などのイラストレーションで活躍。著作絵本に『よなかかいじゅうイビキラス』『ねたあとゆうえんち』(白泉社)『しょうてんがいくん』(偕成社)がある。
www.senggeng.com/kushi/

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