2020年10月22日

ダジャレ恐竜、妄想恐竜【ぼくとフジオ・7】

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『ねたあとゆうえんち』や『よなかかいじゅうイビキラス』(ともに白泉社)などでおなじみの絵本作家でイラストレーターの大串ゆうじさんが、子育ての中で日々湧いてくる「妄想」を描きます!

こんにちは。「ぼくとフジオ」の第7回目は最近息子・フジオが一番ハマっている「恐竜」で妄想してみたいと思います。

この夏、空前の虫ブームが到来したフジオですが、虫ブームは継続しながら、同時に恐竜ブームにも突入しました。恐竜のおもちゃとお風呂に一緒に入ったり、恐竜の動画が大好きで、見せて! 見せて~!となったり、恐竜の種類も僕より詳しくなってきています。でも、虫よりは怖さを感じるようで、リアルな恐竜の番組とかを見ていると急に「ティラノサウルスこわい! こわい!」と逃げ出したりします。好きだけど怖い。でも見たい……。と柱に隠れながら番組を見たりしています。

僕は子どもの頃、恐竜のおもちゃで遊ぶというよりも恐竜図鑑を見るのがすごく好きだった記憶があります。図鑑のなかに大昔の風景をリアルに描いた挿し絵があって、めちゃくちゃでかいトンボが飛んでいて、強烈なインパクトを受けました。今はもういないけれど、大昔にはこんな生き物達がいたんだ!?ということに不思議さやロマンを感じ、恐竜や絶滅した生き物に魅了されてしまうのだと思います。

ということで今回は、いろいろな恐竜を妄想してみたいと思います。

第7回 妄想恐竜図鑑

その1.ダジャレ恐竜

とりあえず、まずは最近大好きなダジャレで恐竜を考えてみよう~。と思ったのですが……、
恐竜の定番の名前だと「~サウルス」「~プス」「~ドン」などが浮かびますが、( 由来はギリシャ語の「トカゲ」「歯」などからきてるそうです)、この中で「~ドン」以外ダジャレにするのがけっこう難しいことに気づき、うーん……「ドン」のダジャレ、普通だしな~。どうしよう~と悩んでいました。

思いついた「ドン」のダジャレ恐竜たち

そして「ドン」以外でなんとか絞りだしたのが、「~サウルス」の「ルス」の部分を使った【オボンデルス】です。

友達の家に遊びに行ったのに、お盆で留守だったというちょっと悲しい恐竜である。

 

その2.ステゴサウルスで妄想

フジオの恐竜のおもちゃの中で、何故か僕が一番惹かれる恐竜がステゴサウルスです。ステゴサウルスはジュラ紀後期に北米大陸に生息していた植物食恐竜です。脳がクルミくらいの大きさだったらしいです。めっちゃ小さいですね(笑)。

そして背中には背板がいっぱい付いているんですが、このフォルムがカッコいいんですよね~。ゴジラの背びれのアイディアの元だとも言われているそうです。

この背板の部分が非常に妄想欲をかきたてます。この部分を違うモノにして面白いのできないかな~と考えてみました。

【ステゴマサウルス】

背板の部分が将棋の駒になっている。ティラノサウルスなど危険な恐竜が生息する地域では先頭を歩かされてしまう、ちょっとかわいそうな恐竜。時々「俺は捨て駒じゃねー!」と群れのリーダーに怒る時もある。

【ステピックサウルス】

背板の部分がギターのピックになっている。音楽ライブ中にパフォーマンスとしてピックを投げる人のギターに好んでくっついている恐竜。

ライブ中はこんな感じです。

その3.おまけ フジオが考えた恐竜絶滅の妄想

最後の妄想はフジオとお風呂に入っていた時に、フジオが「どうやって恐竜は絶滅したの?」と質問してきたので「大きい隕石が落ちてきたんだよ~」と答えたら「宇宙の大きな人が投げたんだ!」と言うので、なんかその発想いいな~と思って、イラストにしてみました。

本当にこんな宇宙人がいたらとても怖いのですが……。

以上、「恐竜」に関する妄想いろいろでした~。ありがとうございました!

大串ゆうじ
おおくしゆうじ/1976年茨城県出身。多摩美術大学絵画科油画専攻卒業。個展などで作品を発表しながら、雑誌、テレビ、広告などのイラストレーションで活躍。4月に新作絵本『よなかかいじゅうイビキラス』(白泉社)を刊行。ほかに『ねたあとゆうえんち』(白泉社)『しょうてんがいくん』(偕成社)がある。
www.senggeng.com/kushi/

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