年齢別 読み聞かせ絵本ガイド 1、2、3歳〜
2、3歳から
ワクワク大好き! めくる楽しさを味わえます
子どもの心に寄り添い
親の心に伝える
『ねえ だっこ』
いちかわけいこ/作 つるたようこ/画
佼成出版社 本体1300円+税
おさるのだっこって、どんなふう? お母さんに聞きながら、お姉さんになった女の子はお手伝い。最後にちゃんと温かいだっこが待っています。「わたしもだいすき、おかあさんのだっこ」
遊ぶのはもちろんだけど
作っている時間が一番!
『せんろはつづく』
竹下文子/文 鈴木まもる/絵
金の星社 本体1200円+税
線路をみんなでつなぎます。「やまがあった どうする?」「かわがあった どうする?」。トネンルや橋をみんなで作ろう。次々とつながっていく線路にわくわくどきどき。あ、列車がやってきた。
シリーズは遊びがいっぱい
大事なのは関わりです
『こちょこちょももんちゃん』
とよたかずひこ/作・絵
童心社 本体800円+税
ももんちゃんが呼ぶと「はーい」とお返事。こぐまさんにこちょこちょ、金魚さんにこちょこちょ、そしてとっとことっとこ……。絵本を読んでもいいし、読みながらこちょこちょ遊びをしてもいい。
鳴き声はとっても面白い
乗り物遊びみたいに読もう
『なきごえバス』
えがしらみちこ/作
白泉社 本体840円+税
椅子と箱を使ってバスを作りました。運転手ははるちゃんです。「ごじょうしゃのかたは ないてくださーい」。すると「にゃあ〜」「わんわん」とお客さんの鳴き声が。誰の声だか当ててみましょう。
リズミカルな歌の絵本
お友達をたくさん作ろう
『はじめまして』
新沢としひこ/作 大和田美鈴/絵
すずき出版 本体1100円+税
「はじめましての ごあいさつ……♪」と歌を歌いながら自己紹介。ねこやまたろうくんはひげがぴんぴん、ぞうやまはなこちゃんはお鼻がぶらぶら。ご挨拶するのが楽しくなるかな? 楽譜つきです。
読み聞かせのコツ 01
0歳の赤ちゃんでも楽しい音
「ぱぱ」「まま」「ぶーぶー」「ぽっぽー」など、ぱ行、ば行、ま行は両唇音といって上下両方の唇をふるわせて出す音。これは赤ちゃんの唇に楽しく響き、発するのが心地よい音なのです。くり返して口にしたくなる言葉がたくさん出てくる絵本は、2~3歳になっても人気です。