ストレス0!の洗濯テクニック 後編
もうすぐ梅雨到来。乾きにくい、ニオイがするetc.洗濯のストレスが大きくなる時期です。
でもコツを押さえれば、洗濯はぐっとラクに&快適になります。さっそく、洗濯ハカセに教えてもらいましょう!(kodomoe2017年6月号掲載)
監修/大貫和泉(ライオン お洗濯マイスター) イラスト/柴田ケイコ
kodomoeママの洗濯のお悩み&疑問をカイケツ!
洗濯の際の細かいお悩みや知りたいことを、総まとめ! 洗濯ハカセがスッキリ解決いたします。
白いシャツやタオル、洗濯しているのに
いつの間にか黒ずんでいるのはなぜ?
落ちきらない汚れがたまった、蓄積汚れかも
毎日の洗濯で落ちきらない汚れがたまってしまうと、知らないうちに黒ずみとなってしまいます。普段から皮脂汚れに効果的な洗剤を使うか、定期的に酸素系漂白剤でつけ置きをすると、黒ずみの予防に。
お風呂の残り湯を使うのは、よくないの?
水の温度が高いほうが汚れ落ちはよくなります
冷たい水よりも、25~40℃くらいの水のほうが、汚れはよく落ちます。残り湯は入浴直後は40℃くらいあります。ただし、すすぎは水道水で行うのが鉄則です。
赤ちゃんの服には、洗浄力の弱い洗剤が安全ですよね?
洗浄成分が繊維に残りにくい洗剤なら大丈夫
洗浄力が弱いと赤ちゃんの肌にやさしいイメージですが、汚れ落ちもイマイチ。ニオイや黒ずみ・黄ばみの原因になることも。洗浄力が高くても、繊維に洗浄成分が残りにくい洗剤なら赤ちゃんにも安心して使え、ニオイ予防にも効果的。
粉末洗剤と液体洗剤、どっちがいいの?
洗剤ごとの特徴を知って賢く使い分けよう
形状の違いは特徴の違い。液体と粉末では、得意とする汚れが異なります。自分の家の洗濯物がどのタイプの汚れが多いのかを考え、それに合ったほうを選びましょう。両方用意して、汚れや季節に応じて使い分けられたら、さらに◎
粉末洗剤
皮脂汚れや泥、食べこぼしなど幅広い汚れに強い。漂白剤や蛍光増白剤入りのものもあり、全般に洗浄力が高い。
液体洗剤
皮脂やニオイに強く、抗菌効果があるものも。衣類に直接塗布できるので、部分洗いに兼用できる手軽さが◎
ネットに入れて洗うものって、具体的にどんなもの?
おしゃれ着やデリケートな衣類はネットに入れて
ネットに入れると型崩れやシワが防げます。ネットは小さすぎても大きすぎても、衣類が重なってシワになり、汚れ落ちもダウン。衣類の大きさと合うものを選び、ネット1枚につき1着だけ入れます。