入園入学シーズン!環境の変化に負けない!ママの不安をとりのぞく3つのメソッド
いよいよ4月。入園・入学など新しい生活のスタートにママも子どももワクワクがいっぱい! いっぽうで、環境ががらりと変わることで「うちの子、大丈夫かな?」と不安になるかたも多いかもしれません。
そこで、専門家の先生方にこの時期の不安を取り除くメソッドをおしえていただきました。
撮影/高杉純 スタイリング/河野亜紀 モデル/鈴木糸子ちゃん
kodomoeママが、新生活に不安に思うことは?
いつもすぐそばにいたわが子が自分から離れて集団生活をする、入園というのは大きな変化。園の生活になじめるかどうか、不安を抱えているようすがうかがえます。
入園入学前にkodomoeの読者ママにきいたアンケートでは以下のような結果が。
入園前のママに聞きました。「新生活で、何が不安?」
1位 園生活になじめるか 33%
2位 トイレがうまくできるか 15%
3位 体調を崩さないか 14%
4位 ママ友ができるか 12%
5位 給食やお弁当 11%
6位 先生とうまくやれるか 10%
その他 5%
もちろん、小学校入学前のママにも「学校生活になじめるか」「ひとりでの通学や忘れ物をしないか」「体調を崩さないか」といったコメントも寄せられました。
新しい環境になじめるかどうか、生活リズムが変わって体調を壊すことがないかどうかなどがママたちの大きな不安材料になっているようです。 そこで、ママの不安をやわらげ、楽しみに変えるメソッドをkodomoeが提案します
Method1 まずは親子で体調管理!
環境ががらりと変化することでまず考えられるのは、体調を崩す子どもが増えそうなこと。実際に、どんな不調で受診するお子さんが増えるのか、とうきょうスカイツリー駅前内科の院長、金子俊之先生にうかがいました。
「4月は体調を崩す方が多くいらっしゃる時期です。新しい生活による環境の変化はもちろんですが、この時期は寒暖差が大きいということも影響します。精神的にも肉体的にもストレスを受け、自律神経の調節がうまくいかない、というのがその理由です」
この時期に体調を管理するために親子でできることをうかがいました。
1・GWまではスケジュールに余裕を持つこと
2・感染症の予防のため、手指の消毒を徹底すること
3・ヨーグルトなど免疫力を高める食品をとること
「まずは環境の変化に慣れることが大切。しばらくは週末の予定を詰め込んだりせず、できるだけゆっくり休みましょう。また、遅くまでテレビを見ずに早めの就寝を心がけましょう。 春夏に流行る感染症もあるので、手指の消毒の徹底も大切です。食品では、特定の乳酸菌やヨーグルトには免疫力を高める効果が認められているものもあるので、積極的に摂るよう心がけるといいですね」(金子先生)
生活リズムを整えることはもちろんですが、外出先でも帰宅したときも手指をしっかり消毒すること、ヨーグルトなどで免疫力を高めることなどを日々の習慣に取り入れるなど、家族の体調をしっかり管理したいですね。
消毒関連のアイテムや免疫力を高めてくれるヨーグルトなどは、家に常備しておきたいところ。(写真左から) プロポリスをたっぷり含んだのど飴でのどのイガイガをブロック。(プロポリスキャンディ/ソーキ)、子どもも飲みやすい、R-1乳酸菌を手軽にとれる、ドリンクタイプのヨーグルト(明治プロビオヨーグルトR-1ドリンクタイプ/明治)、バッグに入れて、外出先でもしっかり手指の消毒。しっかりふける厚手シート(スコッティ ウェットティシュー 消毒30枚/日本製紙クレシア)、食品に直接使えるのが便利な除菌スプレー(ドーバーのパストリーゼ77/ドーバー)
金子俊之先生
とうきょうスカイツリー駅前内科 院長 日本リウマチ学会専門医・指導医、日本内科学会認定医、医学博士。地域のホームドクターとしても多くの患者さんの相談に乗っている。https://skytree-clinic.jp/
おへその下にに力を入れて、
動きはじめをていねいに
また、この時期はママも注意が必要。kodomoeWEBの連載が大人気、助産師でマミーサロン代表、是枝貴子さんによると、「春は1年でもっともママの骨盤がゆるむ季節」なんですって!
「骨盤がひらけば、繋がっている脊柱がゆるみ、背骨まわりの筋肉もゆるみますが、うまくゆるまなかったり、ゆるみすぎたりすると不調の原因に。日常の動作でもぎっくり腰のきっかけになりやすい時期なのです。
忙しいママが自分のことを意識する余裕はないかもしれませんが、そんなときこそ動きはじめをていねいにしてみてください。 おへその下、指三本くらいのところにある丹田に力を入れながら動くようにしてみたり、おなかをへこませる意識をするだけでも違います」(是枝さん)
家族の新生活の準備に奔走するママ。ついつい自分のことは後回しにしがちですが、家族の体調を守るには、まずはママが元気でいること。おへそに力を入れて、丁寧な動きはじめを意識するだけで、無理をすることなく体調管理できますよ。ぜひ、ママのカラダにも意識を向けててみてください。
是枝貴子さん
これえだたかこ/助産師のよる産前産後のママとベビーのためのヘルスケアサロン「マミーサロン」代表。
銀座に立地しており芸能人や著名人も通う。助産師以外にも鍼灸師・フットケアトレーナーなどの数多くの資格を保有しており、 これまでの施術実績は延べ20000人以上。