ママたちと見守ることを共有。経験者ママに聞くお友達トラブル【子どものお友達トラブルSOS Vol.6】
2021年5月28日

ママたちと見守ることを共有。経験者ママに聞くお友達トラブル【子どものお友達トラブルSOS Vol.6】

困った、こじれた、こうして解決! 子どもとお友達の間で、実際に起こったトラブルには、解決したものも、しないままのものも……。
kodomoeママに語ってもらう後編では、「親が出るのは控えた」「ママたちで見守りを共有」などトラブル経験のお話をご紹介します。
『あやうく訴えられそうに!実際に起こったトラブルをご紹介』の前編はこちら

FILE.4
新しい友達に夢中のわが子にお友達が傷ついてしまい……

ぺこらさん/5歳女の子ママ

幼稚園に新しいお友達が来て、娘は仲良しだったAちゃんに意地悪を言うように。Aちゃんは繊細で、先生にも言えず毎日泣いて、こちらも心が痛くて……。
Aちゃんのお母さんがすぐに私と目を合わせてくれなくなり(私の謝り方が悪かったのかもしれませんが)、関係は修復されないままAちゃんは退園。思い出すたび心が痛み、私はどうすればよかったのかなぁ、と今でも考えてしまいます。

FILE.5
親が出るのは控えて、アドバイスだけに

N.Kさん/14歳&12歳女の子、10歳男の子ママ

娘が小学校低学年のころ、ある子に意地悪されたときは「罪を憎んで人を憎まず」を言い聞かせました。子どもの頭越しに親が出ず、まずは子ども自身が直接先生に伝えられるようにアドバイスも(友達の目が気になるなら手紙を連絡帳に挟んで渡すとか……)。
親が出るとかえって大ごとになるので、そこはグッと控えました。高学年になるころには何事もなかったようにつき合えるように。

FILE.6
ママたちがお互いに見守るスタンスを共有

ぶらうにーさん/4歳&3歳男の子ママ

ママたちと見守ることを共有。経験者ママに聞くお友達トラブル【子どものお友達トラブルSOS Vol.6】の画像1いつもよく遊ぶメンバーだったこともあり、ママさん同士でお互いの育児方針を日頃から話し合っていました。
ある日、子ども同士がおもちゃの取り合いをしたことがありました。そのとき、私は「子どもたちだけで解決させたいから、ちょっと見守っててもいい? ごめんね」と言いました。すると、みんな「うちも、何かしちゃったらごめんだけど、一緒に見ておこう」と、共感してくれました。
結果、子どもたちはたたき合ってけんかしましたが、お互いに泣いて痛みを分け合い、数分後には笑顔で仲直り。ママ友達も、これを機に子どもを信じて見守る姿勢に変わりました。

イラスト/柴田ケイコ(kodomoe2017年4月号掲載 ※この記事は、2017年10月にウェブ掲載されたものを再編集しています)

シェア
ツイート
ブックマーク
トピックス

ページトップへ