焼くだけ簡単!豚ひき肉の作り置きおかずで年末を乗り切る!・Vol.2
なにかと忙しい年末には作り置きおかずが大活躍! 豚ひき肉を使ったメインおかずと、それに合わせて食べたいサブおかず3品を教えてもらいました。栄養をしっかりと考えた作り置きおかずで年末を乗り切りましょう!
メインおかず
豚ひき肉のパテ
冷蔵:5~6日
型に入れて焼くだけなのでハンバーグより簡単に作れます。ピーマンやセロリを入れてビタミンもチャージ。
材料(作りやすい分量・約16×7×6cmのパウンド型1台分)
豚ひき肉(赤身)…400g
豚ひき肉(脂身の多いもの)…250g
ピーマン…2個分(75g)
玉ねぎ…1/2個分(100g)
セロリ…1/3本分(55g)
卵…1個
塩…大さじ1/2
作り方
1、ピーマン、玉ねぎ、セロリはすべてみじん切りにする。ボウルにすべての材料を入れて手早くよく混ぜ合わせる。
2、型に1を空気が入らないよう押しつけながら入れる。※型がない場合は手で成形し
て、オーブンペーパーで包む。
3、150℃に予熱したオーブンに2を入れて1時間10分加熱する。完全に冷めたら冷蔵庫に入れて保存する。
合わせるならこの3品
ビタミン・たんぱく質をプラスするなら
いんげんとソーセージのくったり煮
冷蔵:4~5日
旨味と栄養が染み出た煮汁も一緒にいただきます。調味料は塩だけだから手軽。
材料(4人分)
いんげん…約30本(240g)
ソーセージ…3本
塩…小さじ1/2弱
作り方
1、いんげんはなり口を切り落として約3cm長さに切る。ソーセージは5mm厚さの輪切りにする。
2、1を鍋に入れてかぶるほどの水と、塩を入れる。ふたをして中火にかけ、沸騰したら火を弱める。いんげんがやわらかくなるまで約10分煮てそのまま冷ます。
ビタミン・カルシウムをプラスするなら
マッシュポテト
冷蔵:3~4日
カルシウム豊富な牛乳で煮たじゃがいもは、クリーミーでまろやかな口当たり。
材料(4人分)
じゃがいも…3個(360g)
にんにく…1片
牛乳…適量
塩…小さじ1/2弱
作り方
1、じゃがいもは皮をむき、約2cmの角切りにする。にんにくは縦半分に切って芽を取る。
2、1を鍋に入れてひたひたほどの牛乳と塩を加え、中火にかける。沸騰してきたら火を弱め時々上下を返しながらじゃがいもがつぶれるぐらい約15分煮て火を止める。
3、2の粗熱を取ってなめらかになるまでじゃがいもをつぶす。味を見て足りなければ塩適量(分量外)で調味する。
ビタミンをプラスするなら
トマトのサラダバジルと黒オリーブのせ
ビタミン豊富なオリーブをバジルとからめてソース代わりに。トマトの甘みが引き立ちます。
材料(4人分)
フルーツトマト…4個
バジル…1パック
黒オリーブ(種なし)…2粒
オリーブオイル…大さじ2
塩…適量
作り方
1、トマトは横半分に切る。バジルの葉は包丁で粗みじん切りに、オリーブは約5mm角に切る。
2、1のバジル、オリーブとオリーブオイルをボウルに入れてさっと混ぜる。
3、トマトは切り口を上にして皿に置き、2をのせて塩をふる。
教えてくれたのは
サルボ恭子さん
さるぼきょうこ/料理家。素材の味を活かしたレシピが好評。著書に『サルボ恭子のスープ』(東京書籍)など。
撮影/竹内章雄 スタイリング/池水陽子(kodomoe2017年6月号掲載 ※この記事は、2017年12月にウェブ掲載されたものを再編集しています)