第38回「あげゴマだんご」
みなさま、こんにちは! (・∀・)ノ
いつも御覧いただいてありがとうございます!
先日、お仕事で「親子クッキングコンテスト」の、
なんと審査員を務めさせていただきましたの! この私がー!
お料理の出来映えがいつもひじょーにあやしい私が審査員だなんて
申し訳ない気持ちになってしまいますが、審査員、というよりは
がんばる親子さんたちをちからいっぱい応援しに、そして!
出場者のみなさんのテクニックを学びに行きましたっ。
親子での連携プレーがみなさんほんとうにすばらしかった~。
その中で、ある一組の親子さんたちの連携プレーの美しさに思わず凝視。
親子で横に並んで、お母さんが丸めたおだんごを
お子さんが受けとって、ゴマをまぶしていたの。
お2人とも、何も言わずにモクモクと!
きっと、たくさん回数を重ねてきたからの「あ・うん」の呼吸なんだろうなあー。
お2人のリズムもピッタリ。深い信頼関係を感じる。愛がある! ブラボー! (≧▽≦)
「なにを作っていらっしゃるんですか?」私も、空良といっしょに作りたい♪
と、いうわけで、出場者の方からレシピを教わってきましたー!
審査員という立ち場なのにほんとに学ばせていただいた。笑
教えてくださったお母さん、ありがとうございました!
今回作るのは「連携プレーで楽しもう♪あげゴマだんご」です♪
材料はコチラー☆
白玉粉
あんこ
ゴマ
以上!
まずは、白玉粉と同じ重さのお水を用意します。
白玉粉が150gだったら、お水も150g♪同重量です。
ちなみに、150gでちいさなおだんごが約9個作れました♪
ボウルに白玉粉をドバッと入れたら、お水をすこーしずつ入れて混ぜます。
すこーしずつ入れてはいるけれど、でも、生地はバサバサのまま。
「これ、お水が足りるのかなー?」と心配になり、
えーい! お水をもっと足しちゃえー!
・・・と思いきる直前で、生地がしっとりしたので踏みとどまりました。
あぶなーい! こういうところでいつも失敗しているんだものー!
同重量のお水を信じて、大丈夫っ! ということですね! (°∀°)b
すべてのお水を入れたら、生地をこねこね
耳たぶくらいのやわらかさにします。
こねこね、こねこね、耳たぶだあ~!
そしたら、生地を手のひらでお好きな大きさに丸めます。
そしてっ、生地よりひとまわり小さい大きさで、あんこを丸めます。
お皿にゴマも準備して、
揚げ物なので、揚げたあとのバットも準備!
いつも以上にこんなに用意周到なのは・・・
今回が「揚げ物」だからですっ! (。>0<。)
何度作っても、揚げ物ってビビるぅー!
子どもたちにケガだけはさせてはいけない。
だから、今回は事前の準備が万端なのです!
すべての準備が整ったので、子どもたちにお声かけ。「みんな、集まれ~!」
今回参加してくれたのは、空良と空良のお友達くんの2人。
いつも仲良しの2人の連携プレーをぜひ見せていただこう!
まずはお友達くんが、あんこを白玉生地で包む。
空良が、表面にまんべんなくゴマをまぶす!
で、それを私が油で揚げる。
そう! こういう連携プレーがしたかったの!!
横から、流れ作業でホイ、ホイ、ホイッ! みたいな感じで。
「みんなで力を合わせて作る」バケツリレー的なクッキング、バンザイ!
ちなみに、揚げる温度はだいたい「140度」くらいがベストだそうです。
油の温度を知るには、熱した油の中に小さな生地をためしに入れて
鍋底でじっ、としてから浮き上がったら「160度」くらい。
入れて、真ん中くらいのところから浮き上がれば「170度」、
入れたとたんに浮いたら「180度」くらいなんだそうです!
子どもたちも、作り始めてやっと全体の流れがわかったようす。
わかったとたんに、おだんごの形がいきなり自由に。
「すごい、やっぱりキミたち、天才!」と言ったら
「ふふっ。10だけにテン才?」と
うまいこと返されたー。
ゴマの表面が香ばしい色に揚がったらできあがり!
どんな「あげゴマだんご」ができたかなっ?途中から、なんか
「ゼロ」のゴマだんごが登場したりしているから、ドキドキ。
こんな風に仕上がりましたー! タイトルは、
だそうです。
手前のあげゴマだんごは
新年の「鏡餅」を意識したそうです。
・・・うー。
なんでビミョーに「2011」!! 特に意味のない2年前!
つっこみどころ満載の仕上がりではありますが、
お味は、思っていた以上においしかったって!
「ママ、これおいしいよ。成功だよ!!」
ひさしぶりに息子に褒めてもらえて、
ほんとうにうれしく思った!!! 泣
食べてみたら、ほんっとにおいしかった!!!
あっという間に出来たのにクオリティーが高い。すごい!
バクバク、はぐはぐ。ものすごい速さで食べる子どもたち。
おいしいものって、みんなほんとうに容赦ないよね。
そのスピードが見ていてうれしいー!
瞬く間に、残量はこれだけ。
「意外と、従来の「丸型」が残ったねー」と私が言ったら
「そりゃーそうだよ。いろんな形をした方が人気だよ!」と空良。
ならば。あらためて聞いてみました。「なに型がおいしかった?」
そしたら、子どもたちがいっせいに、くちぐちに
「ぼく、あさがたー。」
「ぼくは、クワガター。」
聞くんじゃなかった。これだから小学生はー!
最後はダジャレがサクレツでしたが、
おいしく出来てよかったよかった♪
おくやまよしえ(女優・タレント)/東京都生まれ。1992年、映画「喜多郎の十五少女漂流記」でデビュー。2001年に結婚。翌年、長男を出産。現在は2児の母。NHK「すくすく子育て」、TBS系ドラマ「キッパリ!」主演を経て、テレビ、ドラマ、雑誌などで活躍中。特技はイラストを描くこと、手芸。
ブログ 奥山佳恵のてきとう絵日記