2018年5月6日

vol.18 お店でワークショップ

kodomoe2018年6月号では都内のおすすめ屋上スポットを紹介しました。
その中のひとつ、「目黒空中庭園」を訪れるきっかけになったのが、
職人手づくりのランドセルで有名な「土屋鞄製造所」。
ママ友に誘われて、「土屋鞄製造所 童具店・中目黒」にランドセル見学に行ったとき、
すぐ近くに前から行ってみたかったこの公園があったのです。

年々早まる、ランドセル購入戦線。
人気の土屋鞄はもちろん気になっていて、
ちょっと早いかな? と思いつつ娘が年中の秋に、
見に行ってみました。
居並ぶさまざまな色の美しいランドセルには、
親のほうが興奮。
娘とお友達は、さすがにまだ小学生になることがピンときていないので、
ものめずらしそうに見るだけ。
そんな娘たちが大よろこびしたのが、
お店で開かれている「まいにちワークショップ」。
2017年10月〜2018年3月の半年間、全国のランドセル専門店「童具店」で、
子ども向けに無料のワークショップが開催されていました(要予約)。
これがかなり本格的。
工房の職人さんと同じデニムのエプロンを身につけて、
ランドセルに使われるのと同じ革を使い、
自分でハサミでカットしたり、カシメを打ったり。
訪れた月の製作物は、「革のにがおえキーホルダー」。
それは楽しそうに得意そうに、工具を使って取り組みました。
できあがったキーホルダーに「リリちゃん」と名前をつけて、
半年経った今もバッグにつけて大事にしています。
ただランドセルを買うだけじゃなく、
見に行った日の思い出作りもさせてもらえるのがうれしい。


土屋鞄製造所(ランドセル)
http://www.tsuchiya-randoseru.jp/
※上記のワークショップはすでに終了。

 

もう一つ店舗でのワークショップ体験を。
パリ発の子どものためのライフスタイルブランド、
代官山「BONTON」で定期的に開かれている、様々なワークショップ。
お菓子のデコレーションやスワッグづくり、
さすがにおしゃれなものばかり。
私たちは料理創作ユニット「GOMA」による、
パペットづくりのワークショップに参加しました。
白いぬいぐるみに自分で絵を描いたり布を貼ったり、
ステッチを入れたりと自由に手を加え、
自分だけのオリジナルの人形を作ります。
縫い物に興味津々の娘は、「ステッチを入れたい!」とやる気満々で、
事前に家で運針を練習してから、本番に臨みました。
一緒に行った友人は、ほぼ子どもの自由にやらせるタイプ。
私はつい手も口も出してしまうタイプ。
子どものやりたいことはもちろん尊重しつつ、
自分も楽しみたい! とつい貪欲になってしまう。
親子で時間いっぱい楽しんで、お気に入りのお人形ができあがりました。

お買い物と一緒にものづくりも楽しめる店舗でのイベント、
これからもちょこちょこ調べて参加していきたい。

BONTON
http://www.melrose.co.jp/bonton/

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PROFILE
杉浦さやか Sayaka Sugiura
1971年生まれ。日本大学芸術学部卒業。在学中よりイラストレーターとして仕事を始める。 著書に『えほんとさんぽ』『おさんぽ美術館』『おきにいりと暮らすABC』『おやこデート』(白泉社)『世界を食べよう! 旅ごはん』『すくすくスケッチ』(祥伝社)ほか多数。「月刊MOE」「kodomoe」をはじめとする雑誌や、書籍など多方面で活躍。現在、5歳の娘・蕗と夫と3人で東京に暮らす。

杉浦さやか新刊プロジェクト(祥伝社)
http://www.shodensha.co.jp/ssp/

杉浦さやかTwitter
https://twitter.com/saa_aya

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