2019年4月18日

第12回 井上和香さん×ヘアメイクさん「これまでのメイクはNG! ママの時短メイクは眉毛から」

担当してもらっているヘアメイクアップアーティストの佐々木篤さんに、井上和香さんがお話を聞く第2弾。今回は、忙しいママが最低限抑えたい普段のメイク術について伺いました。

◼︎佐々木篤
ささきあつし/株式会社GLUECHU代表。井上和香さん他、数多くの女優、俳優、ミュージシャン、アーティストのヘアメイクを担当している。広告、写真集、ミュージックビデオ、ファッション誌からグラビア撮影など幅広い分野で活躍中。https://gluechu.portfoliobox.net/

第一印象を決めるのは眉毛!

井上和香さん(以下、和香):
忙しい朝、時短でメイクをするときに、これだけはやっておくとちゃんと見える! という部分はどこですか?

佐々木篤さん(以下、佐々木):
そうですね。眉毛がまったくない人は、まず眉毛を描いたほうがいいかな。

和香:
確かに(笑)。それは基本ですね。

佐々木:
実は、眉毛とマスカラだけでもすると、すっぴんじゃない感が出ます。何もしないで出てきた感じは、だいぶなくなると思います。さらに時間があったらチーク。

和香:
ファンデーションは?

佐々木:
最近はBBクリームがあるから、優先順位でやるとしたら、BBクリームを塗るのを基本として、①眉毛、②マスカラ、③チークかな。唇は潤っていれば、唇自体にある程度の色があるのでね。目とチークをちゃんとやると、それだけで元気に見えます。眉がないと、ほら、幸薄い感じに見えるし。

和香:
やっぱり眉毛ですね。眉は人の印象を変えますもんね。

佐々木:
時代で一番変わるのは、眉毛なんです。第一印象を眉毛で判断されることって結構あると思うんですよ。眉の上部だけを処理する人は、眉山をへこませちゃいがちです。下部も、最近はぐいっと上げない方が、若々しさが出ます。眉が太いのが流行ってる影響だと思うんですけど。

和香:
前はあえて、眉の下側も上げて下げて、キリっとさせてたのが、いまは真っすぐなんですね。

佐々木:
眉は下のラインをつなげるのが、最近の流行り。へこみをなくして真っすぐにしましょう。流行の太眉は、まずここを真っすぐにすることを思いつかないと、どう太くしていいか悩んじゃうんです

第12回 井上和香さん×ヘアメイクさん「これまでのメイクはNG! ママの時短メイクは眉毛から」の画像1第12回 井上和香さん×ヘアメイクさん「これまでのメイクはNG! ママの時短メイクは眉毛から」の画像2 

アイメイクが落ちやすいのは油分があるから

和香:
きちんとメイクしても、アイメイクが落ちやすいのも悩みなんです。

佐々木:
アイメイクしたら、乾くまで笑わないでほしい。

和香:
そこですか!(笑)あれは、ラインが落ちるんですか? それともマスカラ?

佐々木:
保湿するときに、保湿剤がまつげやアイラインを引く部分にもついてしまっていて取れやすくなっていると思うんです。

和香:
それ、わかります!

佐々木:
意外とそこの考えに達しないんだけど、落ちやすいマスカラが人によって全然違うんですよ。ラインやマスカラって、ウォータープルーフだとしても、皮脂や汗のバランスによって落ちやすさが違うんですよね。どれつけても下についちゃう人は、まつ毛やアイラインの部分についている保湿剤などを綿棒で優しくこすって取ってみてください。

和香:
塗る前なんですね。特に目元周りが乾燥しそうだと思うから、ついクリーム塗ったりしちゃってます。油分はついても取る、というのが大事なんですね。

佐々木:
あとアイラインでまつ毛の間を埋める時に、急いでいると横にばーっと塗るから、まつ毛に粉のようについちゃうこともあります。リキッドでもけっこう落ちるんですよ。
点を描くように埋めてほしいですね。それでだいぶ違ってきます。

第12回 井上和香さん×ヘアメイクさん「これまでのメイクはNG! ママの時短メイクは眉毛から」の画像3

 

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