第6回 井上和香さん×食育インストラクターさん 「トマトの嫌な部分がなくなりました! かぼちゃを混ぜるのがポイントですね」
冷やしておやつにしてもおいしいラタトゥイユ
吾妻:
けっこう野菜から水分が出るんですよ。
ここに白だしを入れたら、もっと水分が出ます。
和香:
だいぶ煮崩れてきてますね。
吾妻:
もっと火を入れれば入れるほど、形が崩れてきます。
夏はこれを冷やしてもおいしいですよー。
白だしがなければ、コンソメでもいいですし。
和香:
色もきれいで、おいしそうですね。
かぼちゃが入ると、この黄色がきいてますね。
吾妻:
なんか、この甘味がいいのよね。
子どもって、かぼちゃとかさつまいもとか好きですよね。
和香:
ちょっと、味見を…ああ、おいしい!
これおいしい!!
かぼちゃの甘味が出てますね。
吾妻:
私も味見…あら、私もうちで作ったのより、おいしくできたわ(笑)。
これ、キンキンに冷やしたほうが食べてくれるかもしれませんよ。
うちで、子どもにお腹すいたって言われて、いまおやつ食べさせるの嫌だなっていうとき、
これの冷やしたのを食べさせてました。
あとは「味見」と言って野菜サラダ食べさせてましたね。
お腹すいているときは、おいしく感じるのよ。
和香:
それ、いいですね!
トマトの特徴が気にならず、まろやかな味に
和香:
これトマトの形が全然ないですね。
これはおいしい! 間違いない!
吾妻:
もっともっと煮込んだら、トマトはもっとわからなくなります。
トマトの嫌さが消えてるでしょ?
和香:
そうですねー!
ミニトマトの皮って厚めだから、うちはさらに煮込んでみようかな。
吾妻:
皮が気になるなら、湯向きするか、煮込んでるときに皮がはがれるので、
取ってしまってもいいかも。
かぼちゃの甘味とケチャップの甘味で、食べやすいと思います。
和香:
かぼちゃは、絶対入れたほうがいいですね。
わー、こんなふうに食べるの、はじめて。
セロリもほんのり香るぐらいですね。
吾妻:
セロリは、煮込みに入れるとあんまりわからなくなりますから。
和香:
これは文句なく、おいしいです!
早速うちに帰って、試してみたいと思います。
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▼レシピはこちら
■トマトたっぷりラタトゥイユ(作りやすい分量)
(材料)
ミニトマト 15個(1パック)
玉ねぎ 1/2個(100g)
なす 1本
ズッキーニ 小1本(100g)大きいものは1/2本
セロリ 1/3本
黄パプリカ 1/2個
かぼちゃ 1/8個(150g)
にんにく 1片
オリーブオイル 大さじ2
白だし 小さじ2
ケチャップ 大さじ3
塩 少々
(作り方)
1、ミニトマトはへたをとる。にんにくはつぶす。残りの野菜は2cm角に切る。
2、フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて火にかける。
香りが立ったらトマト以外の野菜を入れ、塩少々をふり、
フタをして強めの中火で5分蒸し焼きにする。
3、全体を混ぜ、ミニトマトを加えフタをしてさらに3,4分蒸し焼きにする。
4、白だしとケチャップを加え、全体をざっと混ぜて汁気が少なくなったら火を止める。
〈商品提供〉
オスミックトマト/オスミック市場 野菜の白だし/日本丸天醤油
〈スタジオ〉
Share Space 築地 ~ichigoen~
撮影/黒澤義教 取材・文/日下淳子
■井上和香さん:
1980年生まれ。女優。2012年、映画監督の飯塚健さんと結婚。2015年7月、第一子となる娘さんを出産。オフィシャルブログ:https://ameblo.jp/inoue-waka