第4回 井上和香さん×JPIC読書アドバイザーさん 「どんな絵本を選ぶかより、親子で楽しむことが大事なんですね」
娘さんの大好物、納豆の絵本も
原:
好きな作家さんの他に、好きなテーマで絵本の幅を広げていくこともできます。
例として、娘さんが好きだという納豆の絵本をお持ちしました。『なっとうくんがね・・』は、「ももんちゃん」シリーズと同じ、とよたかずひこさんが描いています。
和香:
「ぎゅうぎゅうねばねば」、……娘が言いそう!
「ねばねば」、「がんばれがんばれ」、これ面白い!
いいですね。
原:
「しんぱいごむよう!」の決め言葉、お子さんはきっと真似しますよ。
それから、わたなべあやさんの『なっとうぼうや』は「♪ネバネバネバネバ なっとうぼうや」と歌が出てくるので、好きなメロディで歌っても。
和香:
絶対、これ好きです。
「♪ネバネバ」言ってるイメージがわきます。
娘が本当に納豆が好きで、寝る直前でも納豆、納豆って、なんでこんなに好きなんだろうって。
スーパーに行くと必ずパックを2つかかえてきて、でもその6個が2日でなくなるという。
原:
納豆のCMに出てほしいですね(笑)。
和香:
お願いします!(笑)
原:
食べものの絵本では、野菜の絵本も多いです。
『やさいのがっこう とまとちゃんのたびだち』は、シリーズで『とまとちゃん』『ピーマンくん』『とうもろこしちゃん』の3冊があります。
和香:
野菜の絵本、見るんですけど、食べてくれないんですよね〜(笑)。
トマト、いろんな絵本でかわいく描かれてて、見ると「トマト」って言うんですけど、出すと食べないんですよねえ(笑)。
食べてほしいなあ。
これで親しみを持って食べてもらえたら、一番いいですもんねえ。
なかなか野菜を食べてくれないので、野菜を入れられるだけ入れたお好み焼きをつくると、ソースの味でごまかされるのか完食してくれるので、週に一回は出してます。
最近、うちではソースが神様になってるんです(笑)。