2021年7月29日

縄文式スマホに、縄文式タクシー。現代の「縄文式」を妄想【ぼくとフジオ・25】

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『ねたあとゆうえんち』や『よなかかいじゅうイビキラス』(ともに白泉社)などでおなじみの絵本作家でイラストレーターの大串ゆうじさんが、子育ての中で日々湧いてくる「妄想」を描きます!

こんにちは。今回は第6回のテーマでもあった『縄文時代』をもう一度題材にしてみたいと思います。

というのも、ここ最近、息子・フジオ(4歳)が何かと「縄文土器〜縄文土器〜」と言っているので、なんだろうと思っていたらどうやら、去年近所の縄文遺跡を見学してから、縄文時代が気になり始め、それを知った妻が「レキシ」というミュージシャンの「縄文土器 弥生土器 どっちが好き?」という歌詞が出てくる『狩りから稲作へ』という曲を、お風呂に入る時に大音量で流していたところ、フジオがすっかりその曲にハマって「縄文土器〜♪」と口ずさむようになり、ますます縄文ブームになっているようなのです。

先日、家族で市役所に行ったのですが、そこに地元の遺跡から出土された縄文土器や、当時の生活風景をイメージしたイラストなどが展示してありました。そのスペースをフジオが興味深そうに見つめて「あれでドングリをつぶしたんだ……」とつぶやいていました。今度一緒に、縄文土器のいっぱいある博物館に行ってみたいな〜とフジオの後ろ姿を見て思いました。

僕もこの数年、縄文時代が気になっていました。土器だと弥生土器も素敵だと思いますが、やっぱりウネウネした縄目文様の縄文土器がかっこよくて好きです。ちなみに今は縄文土器と言いますが以前(1975年前)は縄文式土器という言い方が一般的だったようです。
この「縄文式」という言い方も好きなので、そこから妄想を広げていきました。

第25回 もしも現代まで縄文式が続いていたら!?  縄文式フジオの誕生

ドラえもんのひみつ道具「もしもボックス」のように、もしも〇〇だったら?……と、いろいろな妄想をしてみました。

その1  縄文式スマホ

縄文式スマホに、縄文式タクシー。現代の「縄文式」を妄想【ぼくとフジオ・25】の画像1

縄文式が現代まで続いていたら、スマホも縄文式になっていることでしょう。ちょっとゴッツイけど、落としても頑丈です。

その2  縄文式タクシー

縄文式スマホに、縄文式タクシー。現代の「縄文式」を妄想【ぼくとフジオ・25】の画像2

忙しい現代人は縄文式タクシーを利用します。もうすこし未来になると縄文式ロボットが運転をしてくれるかもしれません。

その3  縄文式ランドセル

縄文式スマホに、縄文式タクシー。現代の「縄文式」を妄想【ぼくとフジオ・25】の画像3

フジオも再来年には小学生になるので、ランドセルを準備しないといけないのですが、縄文式ランドセルというのも良いかもしれません(※けっこう目立ってしまうので弥生式の上級生には目をつけらえてしまうかもしれないので注意しましょう)。

その4  竪穴式帽子

縄文式スマホに、縄文式タクシー。現代の「縄文式」を妄想【ぼくとフジオ・25】の画像4

最後は「縄文式」では無く「竪穴式」です。縄文時代の事を色々と調べていたら、竪穴式住居は半地下構造になっていて冬は地熱で暖かく、夏はひんやり涼しくとても理にかなったエコハウスだという事を知りました。今年の夏も猛暑が厳しくなりそうです。外に遊びに行く時はひんやり涼しい竪穴式帽子をかぶせてはいかがでしょうか?

以上「もしも現代まで縄文式が続いていたら?」でした。

そういえば小学生の頃近所で縄文土器のカケラらしきものを大量に発見して、お兄ちゃんか友達と大興奮していっぱい集めたことを、今回のイラストを描いていたらふと思い出しました。あれは本物だったのでしょうか……? とても気になる思い出です。今度フジオと土器を発掘に行くのも面白いかもしれません。

ありがとうございました!

大串ゆうじ
おおくしゆうじ/1976年茨城県出身。多摩美術大学絵画科油画専攻卒業。個展などで作品を発表しながら、雑誌、テレビ、広告などのイラストレーションで活躍。著作絵本に『よなかかいじゅうイビキラス』『ねたあとゆうえんち』(白泉社)『しょうてんがいくん』(偕成社)がある。
www.senggeng.com/kushi/

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