新定番&これからくる絵本!プロが注目する作品とは?【最新号からちょっと見せ】
2021年7月31日

新定番&これからくる絵本!プロが注目する作品とは?【最新号からちょっと見せ】

新しい絵本には、ロングセラーとはまた違う、時代のパワーを感じる良さがあります。kodomoe8月号では、「プロ注目の作品&作家教えます! 新定番&これからくる絵本」の中で、この10年をふりかえって、あらためて出会いたい・これから注目したい絵本&作家をご紹介しています。
kodomoe webではその中から「ニューウェイブの絵本作家たち」「変わってきたファミリーのかたち」「新しい気づきをくれる絵本」の一部をご紹介します。
※記載の年齢は対象年齢の目安です

新定番&これからくる絵本!プロが注目する作品とは?【最新号からちょっと見せ】の画像1絵本編集者
山縣彩さん
やまがたあや/フリーランスの絵本編集者。「kodomoeの付録絵本をときどき編集してます。最新の担当作は『おやつトランポリン』(白泉社)、『どんめくり』(ブロンズ新社)」。

新定番&これからくる絵本!プロが注目する作品とは?【最新号からちょっと見せ】の画像2こどもの本専門店店長
茅野由紀さん
ちのゆき/東京・神保町にある「ブックハウスカフェ」店長。 「本の扉をめくる瞬間が、至福の時。家でも、小学生怪獣ふたりと、絵本や物語ることを楽しんでいる毎日です」。

ニューウェイブの絵本作家たち

これからくる絵本に注目!

新定番&これからくる絵本!プロが注目する作品とは?【最新号からちょっと見せ】の画像35歳~
だれしもが求める心の根本を描く

『なまえのないねこ』
竹下文子/文 町田尚子/絵 小峰書店 1650円
だれにも名前をつけられたことのない野良猫が見つけた「本当に欲しかったもの」。グリーンの瞳に最後に映し出されたものに、あたたかい気持ちに。

同画家の『ネコヅメのよる』(WAVE出版)も店では人気(茅野)

新定番&これからくる絵本!プロが注目する作品とは?【最新号からちょっと見せ】の画像43歳~
木炭鉛筆で緻密に描かれた美しい夜の世界

『やねうらべやのおばけ』
しおたにまみこ/作 偕成社 1320円
屋根裏に暮らすおばけに気づいて、毎日やってくるようになった女の子。なんとか追い払おうとあの手この手でおどかすおばけ。気づいた女の子は?

彗星のごとく現れた、大注目のニューカマー(山縣)

変わってきた
ファミリーのかたち

家族が対等なチームのような関係に

新定番&これからくる絵本!プロが注目する作品とは?【最新号からちょっと見せ】の画像53歳~
生命力あふれる食べ物画が魅力

『かける』
はらぺこめがね/作 佼成出版社 1430円
オムライスにケチャップ、冷や奴にお醤油、かき氷にシロップ……。シズル感たっぷりの食べ物画と、リズミカルで愉快な言葉が心地よい。

パートナーとユニットを組むコンビ作家の活躍が気になる!(山縣)

新しい気づきをくれる絵本

多様性を大切にする社会の中で

新定番&これからくる絵本!プロが注目する作品とは?【最新号からちょっと見せ】の画像66歳~
4つの時代から見えてくるもの

『300年まえから伝わるとびきりおいしいデザート』
エミリー・ジェンキンス/文
ソフィー・ブラッコール/絵 横山和江/訳 あすなろ書房 1760円
英国デザート、ブラックベリー・フールを作る様を100年ごとに描く。材料、道具、その時代の暮らしを映し出す、学びの深さに脱帽の1冊。

時代ごとに家族の風景を定点観測して見えてくるもの(茅野)

kodomoe8月号ではさらに新定番&これからくる絵本をご紹介。山縣さんと茅野さんの対談も掲載しています!

イラスト/ミヤタチカ 編集協力/山縣彩(kodomoe2021年8月号掲載)

kodomoe8月号では他にも、「絵本の世界を活気づけた代表的な3組」「この10年の顔となった絵本」などをご紹介しています。

「プロ注目の作品&作家教えます! 新定番&これからくる絵本」はkodomoe8月号でお楽しみください♪

新定番&これからくる絵本!プロが注目する作品とは?【最新号からちょっと見せ】の画像7

詳しくはこちら!

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