大地の息吹き、土の香り。土の絵本5選【季節の絵本ノート】
親子で絵本を開く時間に、季節の彩りをプラスしてみませんか。
今の絵本選びにちょうどぴったりの、おすすめ作品を集めました。今回のテーマは「土の絵本」です。
0歳〜
『つち どすん』
新井洋行/作
童心社
本体800円+税
つち、ざー、ざざー。おだんごになって、ころころころ……どっすーん。リズミカルな言葉で、自由に変化する土の魅力を親子で体感。
3歳〜
『チリとチリリ ちかのおはなし』
どいかや/作
アリス館
本体1200円+税
おうちの地下室に、穴をあけたのは誰? 逃げる姿をチリとチリリが追いかけると、地下には初めて見る落花生畑やお花畑がありました。
3歳〜
『ふようどのふよこちゃん』
飯野和好/作
理論社
本体1500円+税
雑木林で育ったふかふかの土、腐葉土一家のふよこちゃん。お母さんはふよこちゃんをひざにのせ、人の暮らしの移り変わりを語ります。
3歳〜
『つちたち』
ミロコマチコ/作・絵
学研プラス
本体1400円+税
太陽に照らされた、黒、茶色、金色、土の粒たち。ページからあふれるパワーとダイナミズム。太古の昔から続く、大地の命を感じて。
4歳〜
『地面の下のいきもの』
松岡達英/絵
大野正男/文
福音館書店 本体1300円+税
アリやモグラはもちろん、イタチやカワセミまで、地面の下は生きものでいっぱい。100以上の昆虫、動物をほぼ実物大で描く図鑑絵本。
編集協力/原陽子(JPIC読書アドバイザー) (kodomoe2018年4月号掲載)