2021年9月9日
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【祝!キッズデザイン賞受賞】子どもが“ あと伸び” する家って、どんな家?

家は子どもがのびのびと育ち、将来幸せになる力を育むためのステージ! 子どもを伸ばす「家づくり」について、kodomoeとアルネットホームが考えた「子どもが“あと伸び”する家」が、第15回キッズデザイン賞を受賞しました。おうち時間が長くなる今、非認知能力を伸ばしすおうちのポイントを知ってもらえたら。※こちらは2021年5月配信の記事に加筆修正しました。

kodomoeが考えた家が第15回キッズデザイン賞受賞!

子どもたちの創造性とみらいを拓くデザイン部門受賞

kodomoeと注文住宅を手掛けるアルネットホームが、将来、幸せになってほしいーーそんな親の思いを叶えるために、幼少期の家庭での過ごし方をデザインした「子どもが“あと伸び”する家」が、第15回キッズデザイン賞を受賞しました。

キッズデザイン賞は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に2007年に創設されました。子ども用にデザインされたものはもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てに配慮されたデザインであればすべてが対象です。https://kidsdesignaward.jp/

たくさんの方に応援してもらっての受賞。ありがとうございました! これから紹介する「“あと伸び”する家」の5つのポイントは、kodomoe読者には既に実践されている方も多いはず。これからも子どもの夢を叶える力を育んでいきましょう。

 “ あと伸び” する子どもが育つ家のPOINT


POINT 1 リビングにファミリーライブラリー
大好きな絵本はすぐ手に取れるリビングに。パパやママ、きょうだいの本も一緒にあると自然と好奇心の幅が広がり、本好きに! 「“あと伸び”する家」では、いえの中心に「本の小屋」を設置。家族の本にもついつい手を伸ばしたくなります。

POINT 2 子どもがアクティブに遊べるしかけ
子どもにとって遊ぶこと=育つこと。体と頭を使って遊べば、探求心や想像力がぐんぐん育ち、将来の可能性を広げます。「“あと伸び”する家」では、好きな場所で絵本を読むことができる隙間がたくさん。

POINT 3 子どもの作品を飾るギャラリー
自分の絵や作品をみんなに見てもらうのは、子どもにとって誇らしいこと。達成感が得られることで、やり抜く力のベースが育ちます。「“あと伸び”する家」では、タタミスペースが子どもの作品ギャラリーにもなっています。

POINT 4 コミュニケーションが取りやすいキッチン
子どもはいつもママに見ていてほしいもの。大好きなママとのやり取りを通じて、自己肯定感やコミュニケーション力が芽生えます。「“あと伸び”する家」では、子どもの様子を見守りやすいカウンターキッチンを採用。

これからの時代に必要な能力を育むのは
家族とコミュニケーションを取りやすい空間

家はただ“住む”だけの場所ではなく、日々の暮らしを楽しみ、そして何よりわが子がのびのびと育つための大切な空間。kodomoeママたちへのアンケート(2020年4月実施。詳しくはkodomoe2020年6月号P.43へ)からも、そう考えている人が多いことがわかります。
子どもの能力を花開かせ、幸せな人生を歩んでほしいというのは親の願いですが、そのために必要な力を身につけるには、何をすればよいのでしょうか? 心理学者の杉山崇さんに話を聞きました。

「ひと昔前は子どもの能力といった場合、いわゆる『知能』のことを指していました。これは読み書きや計算などいわば勉強ができる/できないの話で、知能検査で測ることのできる能力のこと。認知能力とも言います。
それに対して近年は、知能検査では測ることのできない『非認知能力』の大切さが言われるようになっています。それはなぜか? ずっと知能を評価の基準にしてきたけれども、知能が高いことが将来的な幸せ(経済的な成功も含め)につながるとは限らない、と多くの人が気がつき始めたからです。

非認知能力とは将来的に成功して幸せになるための力=あと伸びする力のことです。具体的には、自分や相手の感情を理解してコントロールできる、目標達成に向けてがんばれる、自分を俯瞰して見ることができるなどで、これらは社会の中で他人とかかわり、生活していくためにとても大切なことです。その基礎を作るのは幼少期であり、kodomoeママたちはまさに今、その真っ最中でしょう。そのための舞台として大きな役割を果たすのが、家なのです」

 自己肯定感、好奇心、達成力など間取りで育む子どもの力

「子どものあと伸びをサポートする家とは、ママや家族とのコミュニケーションが取りやすく、好奇心のおもむくままに遊んだり学んだりできる間取りやつくりです。

子どもはキッチンにいるママといつでもコミュニケーションを取れることで、安心感が得られます。そして自分が何かをすると何かが起こる(ママが反応してくれる)という経験は自己効力感を生み、それらの積み重ねが自己肯定感やものごとにチャレンジする気持ち、やり抜く力の土台になります。また、コミュニケーションを通じて相手や自分の感情を学び、それをコントロールする方法も自然と身につけることができます。

家族の本棚がリビングにあるというのも、子どもを伸ばすにはすごくいいことです。自分の好きな絵本ばかり読んでいた子が、成長するうちに隣にあるきょうだいやママパパの本にふと目を向ける日がやってくる。子どもの自発的なアクションによる好奇心の広がりを、さりげなくサポートしてあげられます。また、それらの本を通じて、また新たなコミュニケーションが生まれます。絵や工作など、子どもの作品を家族の空間に飾るのはコミュニケーションのひとつですし、自分の成果をみんなに見てもらえるのは、やる気や達成感を育てることにもつながります。

そして、コミュニケーションと同じくらい大事なのが『子どもがのびのび遊べること』。子どもはすべての能力を遊びから身につけていくと言っても過言ではありませんが、中でも、社会で活躍する人に必要とされる※『PDCAサイクル』─Plan(計画する)、Do(実行する)、Check(評価する)、Action(改善する)─を修得するには、とても効果的。どんな遊びでも子どもの糧になりますが、とりわけ立体的な遊び(家具と壁の隙間に潜り込んだり、高さのある場所から飛び降りたり)ができる空間は、子どものPDCAサイクルの基礎づくりにいい影響を与えます。

認知能力はこの先学校で育てられますが、あと伸びする力を育むのは家庭。わが子の未来につながる空間づくり、ママパパも一緒に考えてみませんか」

杉山崇さん 

すぎやまたかし/心理学者、臨床心理士。神奈川大学教授。著書に『心理学者・脳科学者が子育てでしていること,していないこと』(主婦の友社)他。中学生と4歳の子どものパパ。

 

 子どもが“あと伸び”する家プロジェクト

住宅メーカー「アルネットホーム」(埼玉県さいたま市)とkodomoeは、専門家のアドバイスも取り入れながら、2021年1月に「子どもがあと伸びする家」を作り上げました。kodomoe webでモデルルームができるまでの様子はもちろん、家づくりについてのトピックなども発信中!

お問合せ、資料請求はこちらから。kodomoe×アルネットホーム https://www.alnethome.com/lp_kodomoe/


イラスト/momoro 撮影/渋谷和江  協力/アルネットホーム

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