健やかな目を育てるための生活習慣7【子どもの目を守る!・3】
2019年7月4日

健やかな目を育てるための生活習慣7【子どもの目を守る!・3】

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目が悪くならないようにしてあげたい、と思っているママも多いことでしょう。目の発達にとって重要な幼児期、毎日の生活の中で心がけたいことを、眼科専門医の荒井宏幸先生に教えてもらいました。

 

健やかな目のために心がけたい7つのポイント

子どもの目の異常で最も多いと言われる「近視」。近視を予防する生活のポイントを知り、実践しましょう!

1. 1日2時間は外に出る!

健やかな目を育てるための生活習慣7【子どもの目を守る!・3】の画像1

健やかな目を育てるための生活習慣7【子どもの目を守る!・3】の画像2最近の研究で、太陽光に含まれるバイオレットライト(360~400nmの波長の光)が、近視予防に効果があることが報告されました。近年の子どもの近視の増加は、外で遊ぶ機会が減っていることが関係しているとも言われます。屋外で太陽の光をしっかり浴びるようにし、1日2時間は外で遊びましょう。紫外線対策などでサングラスをかけさせると、バイオレットライトもカットされてしまうのでNG。

 

2. テレビや本を見るときは部屋を明るく

健やかな目を育てるための生活習慣7【子どもの目を守る!・3】の画像3

暗い中でテレビを観たり本を読むと、目のピント調節機能を酷使することになり、目に負担をかけてしまいます。テレビ画面や本の表面と、部屋の明るさの差が大きくなり過ぎないようにしましょう。ピント調節の神経は肩の神経と同じなので、目が疲れると肩こりも発症。最近では肩こりで整形外科に来る子どもも増えているそう。

 

3. タブレットや本は目から30cm以上離す

健やかな目を育てるための生活習慣7【子どもの目を守る!・3】の画像4

タブレットやスマホ、本など、手元に目線が集中している時間が長いと、近くにピントを合わせた状態が続くためにその距離を見やすいように目が順応して、近視になるのではないかという指摘もあります。タブレットはスタンドに立てたり本は腕を伸ばして読むなど、目との距離を30cm以上離すことを心がけて。

 

4. 遠くを見ることを意識しよう

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特に手元を見ること(スマホ、タブレット、本、お絵かきや工作など)を長い時間続けた後は、筋肉の緊張をほぐすために遠くを見て、目や神経を休ませましょう。親子で星を観たり、散歩のときに町中にある看板を読んだりするのもおすすめです。

 

5. 栄養バランスのいいごはんは
目の発育にもいい!

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ビタミンAが不足すると鳥目(暗い場所でよく見えない)になると言われますが、ビタミン、ミネラルは目の健全な成長に大切な栄養素。大事なのはバランスのいい食事です。肉を食べたら必ず野菜もしっかりと。そのまま食べるのが苦手な子の場合は、ジュースにしたり工夫して。

 

6. スポーツやアウトドアetc.
目を大きく動かそう

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動くものを見て目の筋肉をたくさん動かすことも、いい目のために大切。サッカーや野球などのスポーツはボールを目で追うのでおすすめです。かつ屋外なので、バイオレットライトも浴びられて一石二鳥! タブレットのゲームやテレビでも目線は動きますが、動く範囲が小さいので不十分。

 

7. 定期的に専門医で検診を受けよう

健やかな目を育てるための生活習慣7【子どもの目を守る!・3】の画像8

3歳児検診の眼科検診は、目の異常の早期発見のためにとても重要です。でも、その後に異常が出る場合もあるので油断は禁物。ママが日頃の様子に注意すること、そして、定期的に眼科検診を受けるといいでしょう。

 

健やかな目を育てるための生活習慣7【子どもの目を守る!・3】の画像9教えてくれたのは
荒井宏幸先生
あらいひろゆき/眼科専門医。クイーンズ・アイ・クリニック院長。近視、老眼、白内障の治療に詳しい。著書に『よく見える目をあきらめない』(講談社)ほか。

次回は、「近視を治すには?」……etc.子どもの目Q&A【子どもの目を守る!・4】です。

こちらも読んで!
健やかな目を育てるために大切なこと【子どもの目を守る!・1】
近視などの異常は、早い対応がカギ【子どもの目を守る!・2】

イラスト/ホリナルミ (kodomoe2018年6月号掲載)

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