「いつ」食べるかで効果が異なる?朝ごはんに食べたい「ツナとブロッコリーのココット」【最新号からちょっと見せ】
ごはんや肉、魚。定番の食材も「いつ」食べるかによって、子どもの脳や体への効果が異なるのを知っていますか? kodomoe10月号では「時間栄養学」をご紹介。朝ごはんに食べたい「ツナとブロッコリーのココット」の作り方をご紹介します。
電子レンジは600Wのものを目安にしています。
WHAT’S
時間栄養学?
どんな食材をどれだけ食べるかではなく、「いつ」食べるかに着目した、新しい栄養学です。同じ食事でも、朝と夜では、体への効果が異なります。せっかくごはんを作るなら、子どもの体に良い作用を及ぼす時間帯に食べさせたいですよね!
脳や体を働かせる栄養源
朝ごはん
朝ごはんを食べることで体内時計がととのい、脳がシャキッと働くようになります。
子どもの健康に朝ごはんは欠かせません。
ツナとブロッコリーのココット
ブロッコリーは栄養満点の「スーパー野菜」。これさえ食べてくれればOKなメニューです。
材料 2人分
ツナ水煮缶…1缶
ブロッコリー(冷凍)…100g
A 卵…1個
牛乳…100mL
塩…小さじ1/4
ピザ用チーズ…適量
作り方
1. 耐熱容器にブロッコリーを入れて電子レンジで約2分加熱し、水けを切る。缶汁を切ったツナを加えさっと混ぜる。
2. Aをよく混ぜて1に加え、チーズをのせてトースターで焼き色が付くまで約10分加熱する。
【たんぱく質】筋肉・皮膚・内蔵・血液など体を構成する細胞の主成分。
【DHA】記憶力や読解力、読み書きの力を高める「育脳」成分。
【レシチン】副交感神経の刺激を脳に伝え、記憶力や学習能力を高める。
【ビタミンA】目や皮膚の粘膜を健康に保つ。抵抗力を高める役割も。
【ビタミンC】鉄分の吸収を促進。免疫力のアップにも効果大。
kodomoe10月号ではさらに、「体内時計をととのえるとどんなメリットがあるの?」や「健康な生活には朝のたんぱく質が欠かせない!」などを掲載しています。
教えてくれたのは
大島菊枝さん
おおしまきくえ/管理栄養士、フードコーディネーター。大豆イソフラボンの研究職、飲食業を経て現在の道へ。著書に『一生太らない食べ方習慣 朝ごはんはすごい』(ワニブックス)など。
撮影/キッチンミノル スタイリング/阿部まゆこ(kodomoe2022年10月号掲載)