運動や勉強は苦手。偉人も実はざんねんでした「アインシュタイン編」【最新号からちょっと見せ】
歴史に名を残す“偉人”と呼ばれる人たちにも、実はざんねんな子ども時代が!? kodomoe10月号の、「古今東西、子育てには苦労がつきもの……偉人も実はざんねんでした」では、偉人たちの子ども時代を集めました。今回その中から「アインシュタイン」のエピソードをご紹介。彼ら彼女らのエピソードには共感ポイントと子育てのヒントがあるかもしれません。
偉人もこんな子どもでした
いじめっ子やいじめられっ子、学校になじめず、友達がいないなど……。今と似た悩みを偉人たちも抱えていたようです。
相対性理論の生みの親
Albert Einstein
アインシュタイン
1879 – 1955
ノーベル物理学賞を受賞したほか、第二次世界大戦の結果を左右した原子爆弾の製造に途中まで関わる。そんな天才物理学者も、小さい頃は苦手が多かったようで……。
運動も勉強も苦手。
得意を磨いてノーベル賞に
会話が苦手で輪の中に入れず、勉強でも暗記物が苦手で特に歴史はさっぱり。運動もまったくできず、さえない子で成績は下の下。しかし、たった一つ数学だけは秀でていました。両親は他のできないことには何も触れず、得意な数学だけを褒め続けたのです。次第に、数学では目立つようになり、少しずつコミュニケーションも取れるように。生きる自信は小さい得意から始まるということを教えてくれます。
教えてくれたのは
佐藤幸夫
さとうゆきお/予備校講師と旅人と世界史ツアー添乗の30年。現在は家族とともにエジプトに移住。映像授業とYouTubeで活躍中。
金谷俊一郎
かなやしゅんいちろう/歴史コメンテーター・日本史講師。分かりやすい歴史解説が評判で、数々のTV番組に出演。著書も多数。
イラスト/ミヤタチカ(kodomoe2022年10月号掲載)