「須恵三洋軒☆ラーメン」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第七十九回】
みなさまこんにちは!
御覧いただいてありがとうございます♪
私の中では、勝手に「ついにー!」の登場
「福岡家族旅行」ラーメン編です!
「ついにー!」と言いたくなるのは
昨年の11月のことだったから。
いただいたラーメン順で書いているので
「ラーメン天国である福岡に家族旅行で」行って食べれた
ラーメン報告から、ずいぶん時間が経過してしまった・・!
ただその時の記憶は。味は。いまだ明確なので!
記憶の麺は伸びていませんのでー!
福岡県に行けたら、
チャンスがあれば
行ってみたいお店があった♪
長年、スマホのデータを眺めて
「いつか」とウットリしていた。
主要都市「博多駅」から
電車を2回ほど乗り継いた先にあるお店なので
お仕事で博多に行けてもなかなか行けない場所だった。
その念願が、ついに家族旅行によって叶うー♪
ちなみに、この旅行はもともとダンナさんが
親友に会いに行くため計画されたもの。
ダンナさんは親友のトコだし
私と次男はフリータイム!
「ラーメン食べに行こう!」
ただし、ちょっとだけ遠いよ♪
・・電車を乗り継いで45分もかかるのに
従順でいてくれる次男に感謝。
ずっと笑顔のままでいられるって、
もはや才能!
そしてその「才能!」と思う気持ちは
時間の経過とともに、巨大に・・!
「駅から歩いて20分」なハズなのに
美しいほど真逆方向に20分歩いてしまって!
以後のドタバタはブログに詳しく書いたので珍道中をよかったら♪
https://ameblo.jp/okuyama-yoshie/entry-12712197830.html
唐突にバスに乗り、たくさんの方から見送られさらに歩き。
こんな状況なのに文句ひとつ言わずついてきてくれる次男は
祈りだし。
その思いが通じたのでしょうか、
ついに現れた「ラーメン」の文字! ココだー!
須恵三洋軒さんー! 泣
私が勝手に道も降りる駅も
間違えただけですが、ここまでやってきて
「営業中」でよかった!!
中に入ると・・
お昼をすぎた時間帯にも関わらず
カウンター席はほぼ満席。
賑わっている!
お座敷席に座らせてもらい
たくさん歩いておなかペコペコなので
ミライと2人で、ラーメンを1杯ずつオーダー!
福岡の、地元の方が絶賛する豚骨の海へいざ!
濃厚おいしいぃー!
「油」が全身に染み入る。
ムダに歩いてきたからですか?
濃厚なのにクドくない。豚骨の香りは強くないから後味スッキリ!
麺は太麺です!
福岡=豚骨=細麺という
私の概念が崩れ去ったー!
次男もモクモクと食べている。
そうだよね、おいしいよね!
空腹と運動のスパイスで
いつもよりさらに。
(誰のせい)
おっと! ウッカリ目を離していたら
・・浮かんでいるわ、ラーメン膜!
油膜じゃないの、油じゃないの
コラーゲンなんだからきっと!
(油じゃないの)をかき消すように
紅しょうが投入♪
うん、おかげで
ゼロカロリー!
紅しょうがと
濃厚スープが
また相性良しなんだわ♪
2枚も入っていた大きな
トロットロチャーシューは
そのうちの一枚をラストに、大切に♪
おいしかったー!
これが地元の豚骨かー!
「そしてまた、歩いて戻るのかぁー! 笑」
お会計をしながら、店員さんにこの思いを聞いてもらいたくって
「ここまで来るのに1時間も歩いちゃった♪」なんて話していたら
同じタイミングでお会計をしていた紳士が、私たちに
「それなら、乗ってく?」声をかけてくれました。
モチロン乗ってくー!
こうして私たちはラーメン食べて
初めましての親切なおじさまの車に乗ることができ、
たくさん頑張ってくれた坊やは夢の中でした!
おじさまとはラーメン談義でも盛り上がったよ♪
三洋軒さんは昔からずーっと変わらないんだって。
そういえば店内の雰囲気も昭和感が漂っていた。
初めてなのに「ただいまー」が言いたくなるような。
地元の方から愛され続けているのは、味だけじゃなく
そんな店構えの要素もあるような気がした!
思い出したら、あの濃厚スープが口の中で蘇る〜!
ムダに歩いてきた景色も。笑
おじさまに、ラーメン天国見てくださいねって
検索キーワードを書いたメモをお渡ししたのですが
この思い、ちゃんと届いているかなぁ。
ラーメン紳士のおかげで助かりました、
ありがとう!
福岡のおいしさって
人柄から出汁がでてるからだよね!
道を間違えてよかったです!
ごちそうサマでした♪
おくやまよしえ(女優・タレント)/東京都生まれ。1992年、映画「喜多郎の十五少女漂流記」でデビュー。2001年に結婚。翌年、長男を出産。現在は2児の母。NHK「すくすく子育て」、TBS系ドラマ「キッパリ!」主演を経て、テレビ、ドラマ、雑誌などで活躍中。特技はイラストを描くこと、手芸。
ブログ 奥山佳恵のてきとう絵日記