子どもが喜ぶ、伸びる♪ 佐藤蕗さんの手づくりおもちゃ 前編
10月号のハロウィン特集でも大人気だった、佐藤蕗さんの簡単ハンドメイド。
今回は、遊んでいるうちにいろいろな力を育ててくれる、手づくりおもちゃを教えてもらいました!(kodomoe2016年2月号掲載)
おもちゃ考案・制作/佐藤蕗 撮影/岡森大輔 スタイリング/石井あすか ヘアメイク/中村曜子 読者モデル/高麗凛音ちゃん、谷川友仁くん
わが子をよく観察して
親子で一緒に遊ぼう
小さい頃から工作が大好きだったという、佐藤蕗さん。息子さんを出産後、自然とお子さんの成長に合わせたおもちゃを手づくりするようになったそうです。
今回は、「子どもが喜ぶ、伸びる」をテーマに、家にあるものや100円ショップなどで入手できるものだけを使って、初心者でも簡単に作れる作品を5つ、提案してくれました。
子どもの発達には個人差があるので、目の前にいるお子さんの様子をよく観察して、今ぴったりのおもちゃは何だろう?と手さぐりしながら、自由にアレンジして楽しんでみてください。
そして、親子で一緒に繰り返し遊んでいるうちに、気づくと以前よりも手先が器用になっていたり、ものの名前を覚えていたり、工夫して遊ぶことができるようになっていたりするはずです。
手づくりのおもちゃで子どもと遊べるのは、きっとほんの数年間。ぜひ、その至福のときを、たっぷり満喫してくださいね!
教えてくれた人
佐藤蕗さん
さとうふき/イラストレーター、おもちゃ作家。身近な材料で簡単に作れる、子どもが喜ぶおもちゃを提案。著書に『親子で笑顔になれる 魔法の手作りおもちゃレシピ』(宝島社)など。男の子のママ。
HANDMADE TOY 01(2〜3歳)
指を動かして色と会話を楽しもう
カラフル動物園
2歳をすぎると、色や動物の名称がわかってきます。ホワイトボードとマグネットシートを使って、「赤の後ろには何がいる?」「猫はどこ?」と、会話しながら当てっこしましょう。動物の位置を変えて、繰り返し遊べます。指を動かす練習にも最適。
材料
色付きのマグネットシート
粘着剤付きのマグネットシート
ホワイトボード
作り方
1. 色付きのマグネットシートを丸い形に切り抜き、中央にも丸い窓を開ける。
2. 粘着剤付きのマグネットシートに、動物や草などの絵を貼り、切り抜く。