2022年12月3日

1日に作る料理は、昼に1品、もったりしたスープだけ。栄養も取れるし後片付けもラク。ドイツ風スープライフ【日登美のタベコト in Berlin・37】

 ベルリン在住で6人の子どものお母さん。モデルとして活躍する傍ら「台所から子育て、暮らしを豊かに」をコンセプトに、オンライン講座とウェブサイトを主催している日登美さんによる、「食」からはじまるエッセイです。

一鍋で完結。料理は昼だけ。今日もスープで楽チンご飯

ドイツでは給食ってあまり一般的ではありません。意外でしょ? 小学校までは、子どもの時間割はお昼ごはん前に終わるのが普通なんです。なので昼ごはんは基本自宅で食べる、と言うことになっているのですが、今では共働きの家庭も多くなり、学童で給食を出すという学校も多くなりました。

ドイツの子どもらの学校は基本、昼まで。遊んでます。

そんな昼ごはんに圧倒的に人気なのがスープ。なんと言ってもスープなら一鍋にかなりたくさんの野菜や食材を投入できる。その上ポタージュになってしまえば姿形もなく、野菜嫌いの子どもにも食べさせやすく、1杯で栄養満点。そう。ドイツではオールインワンと言うのも食卓の上で大事なポイント。いくつもお皿を使って何品も食卓に並べるなんてナンセンス。調理は簡単、お腹もいっぱいで栄養満点、後片付けも楽チン、ひと鍋で全て解決するスープこそ、万能で理想的というわけです。

なんならスープレシピを切り取っているくらいスープ作りは重要(笑)。こちら義祖父レシピ集より。

上のレシピを見てお義祖父ちゃんが作ったとある昼のスープ。20分でできるのに美味い!! しかもベジタリアン仕様。

昼のスープを作るお義祖父ちゃんと娘。ドイツじゃスープくらい作れないと、婿にいけません(笑)。

ドイツでスープっていうと、「これは離乳食ですよね?」と言いたくなるような、もったりとしたピュレ状のものをさします。フレンチのビシソワーズのようなきめ細かいポタージュや、サラッと透き通ったミネストローネのようなものは食べた気にならない!(笑)ってな感じ。あくまで飾らない、あくまで実用的! 見た目重視の世の中にあってもブレない軸すら感じる。これがドイツの食卓。

ご覧あれ。このもったり加減がドイツのスープです。もう、ピュレというより離乳食感(笑)。

ともあれ、昼にあったかいスープをたっぷり食べて温まる。何品も作る必要なし。しかも料理は昼だけでいい。あとは残ったものですませちゃおう。忙しい年末年始。ドイツ流スープライフはとってもおすすめですよ。

日登美/ひとみ
3男3女6児の母。10代よりファッションモデルとして雑誌、広告等で活躍。その後自身の子育てから学んだ、シュタイナー教育、マクロビオティック、ヨガなどを取り入れた自然な暮らしと子育てを提案した書籍、レシピ本など多数出版。現在はモデルとして活躍する傍ら、オーガニック、ナチュラル、ヘルシーをモットーに、食、暮らしと子育てのワークショップ、オンライン講座などを行う。

台所から子育て、暮らしを豊かに。「Mitte(ミッテ)
instagram / @hitomihigashi_b
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