お菓子バッグやネックレスも!簡単♪ハロウィンアイディア【杉浦さやか「おやこ プチプラごっこ+ plus」vol.18】
安く、楽しく!をモットーに8歳の娘・ふきちゃんとプチプラ生活を楽しむ、イラストレーター杉浦さやかさんの生活のあれこれweb版。今回はハロウィンにぴったり♪ 簡単!お菓子のラッピングアイディア。
本誌ではハロウィンについて描きましたが、こちらではスペースの都合で描けなかったお菓子のことを。それまでの人生で無縁だったハロウィンにはじめて参加したのは、娘の3つ上のお友達のJくんの「Trick or treat(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ)!」にお菓子をあげたとき。娘はまだ保育園に行く前の1歳。何もやるつもりはなかったのだけど、J くんのママに頼まれて、ウキウキとお菓子を用意して待ち受けました。ちょうどその日の午前中に児童館の親子タイムで、魔女の帽子の工作をしていたので(パーツが用意してあって、組み立てるだけ)、急遽はじめての仮装も楽しめました。
この「Trick or treat!」、友人が20代の頃にロサンゼルスに住んでいた時期があり、近所の子ども達の襲来に居留守を使ったら、本当に家のドアや車に生卵をぶつけられたそう。なかなかきれいに汚れが落ちず、相当苦労したのだとか。近所の子たちがそうやってもらいに来るわけではないけれど……毎年ハロウィンの日に会うお友達にお菓子を用意するのが楽しみのひとつです。
うちに人が来るのでお菓子をたくさん用意した年は、簡単な包装で。色画用紙に大体の大きさを鉛筆で薄く丸で書き、「この丸いっぱいに描いてね」と子どもにかぼちゃなどを描いてもらいます。切り取って穴あけパンチで穴をあけてタグにして、黒いヒモやリボンでお菓子の袋にくっつけるだけ。大人が全部作るより、味のあるかわいいものができるので、どんどん子どもに参加してもらいます。
私がよくやるのが、取っ手をつけたお菓子バッグ。4人くらいの集まりなら、嬉々として制作。猫やかぼちゃ、コウモリなど、ハロウィンモチーフを二つ折りにした色画用紙に描き、カットして持ち手としてOPP袋にホチキスで止めるのです。裏と表で顔を変えたりして凝って作るのですが、子どもらは中身のお菓子に心を奪われ、ほとんど見ていません。……作る自分が楽しいから、いいんです。テーブルに並んでいるだけで、ワクワクするものね。
最後は子どもたちが目を輝かせてよろこぶ、お菓子のネックレス”キャンディ・レイ”。ママ友Eちゃんの家でハロウィンパーティーをしたとき、子どもが自分で作れるように、材料を用意してくれていました。Eちゃんは高校の美術の先生で、いつもパーティーのときは楽しい仕込みをしてくれる。袋とモールさえあれば、小さい子もママと一緒に作れます。
パーティーのときはキャンディ・レイ用の袋を用意してくれていたけれど、なかなか手に入らないもの。下準備が必要だけど、100均で買えるA4のOPP袋で作ることもできます。好きなお菓子を選んで、ところどころリボンを結んで。自分だけのキャンディ・レイを作れば、盛りあがること間違いなし。
さて、今年はどんな風にお菓子をあげようかな、と頭をひねるのも楽しいひととき。みなさんもご安全に、よいハロウィンを!
※紹介している商品は、現在取り扱いがなく、価格も変更されている場合があります。ご了承ください。
杉浦さやか「さやかとふきの親子デート+ plus」 はプチプラおでかけのヒントがいっぱい。
杉浦さやか Sayaka Sugiura
1971年生まれ。日本大学芸術学部卒業。在学中よりイラストレーターとして仕事を始める。 著書に『えほんとさんぽ』『おきにいりと暮らすABC』『おやこデート』(白泉社)、『おたのしみ歳時記』(ワニブックス)、『ニュー東京ホリデイ』『たのしみノートのつくりかた』(祥伝社)他多数。現在、10歳の娘・蕗と夫と3人で東京に暮らす。
杉浦さやか新刊プロジェクト(祥伝社)
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