「理想のママ」より「ただそこにいるママ」でいい【楽々かあさん流 子どもが伸びる♪ラク育ドリル 第16回】
家ダラも、ママと一緒なら心の栄養に!
子どもの感性や興味を高める体験をいっぱいさせたい! でも、本当は10分でいいから昼寝したい……。こんなママで、本当にいいの?
大丈夫。洗濯物なんてたたまなくたって、生きていけます。
毎日忙しくて、してあげられないことがたくさんあっても、子どもに正面から向き合うことばかりが、子育てではありませんよね。
まあまあ、ちょっと休憩、休憩♪ ときには子どもと一緒にゴロ寝するだけだって、いいじゃないですか。お腹や背中の上に子どもをのっけて寝っ転がったり、お互いにソファになってダラダラしたり……。
おうちで親子でリラックスできるのは、さまざまな経験ができるのと同じくらい、とっても大切なこと!
そして、たとえ、あれもこれもできなくても、「ママと一緒に安心できること」自体が、お子さんの心の栄養になりますから。
ココが大切!
子どもはただ、ママがそこにいてくれるだけで、もう十分なんです。
さて。これまでkodomoe本誌・Webでの「ラク育ドリル」の連載で、育児の困った場面でのあの手この手を、楽々かあさん流にお伝えしてきましたが、私が本当に伝え続けたかったことも、たった1つだけです。
お子さんと、そして、自分自身の、できることもできないことも、大事に、大切に、たくさん愛してあげてくださいね。
連載中、応援ありがとうございました。また、いつか、お会いできたら嬉しいです。
楽々かあさんこと、大場美鈴
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Profile
おおばみすず/うちの子専門家。発達障害のある長男(中2)、グレーゾーンの次男(小6)、長女(小3)の3人のママ。
著書に「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸ばす120の子育て法」他。
https://www.rakurakumom.com/
漫画イラストレーター。長野県在住。4歳&1歳男の子ママ。kodomoe webで家族エッセイ「くまのこ兄弟の家族日記」を連載中。ほか「ねこ夫婦のはてなポスト」シリーズ(ルナルナ)など、webや雑誌等で活躍。
「くまのこ兄弟の家族日記」: /serial/kumanoko-kyodai/
Twitter: @toyamachisato Web: http://chisato.boo.jp/
編集協力/田所佐月