「筑豊ラーメン山小屋☆昭和(むかし)ラーメン」【奥山佳恵の『ラーメン天国』第十回】
みなさまこんにちは♪(・∀・)
いつも御覧いただいてありがとうー!
ありがたいことにお仕事で
全国のあちこちに行っています。
飛行機で富士山を超える時は
たいてい写真を撮っているー!
見惚れてしまう、ウットリ♪
ウットリするのは向かう先も!
今回も行くことができたのです
ラーメンの聖地「福岡県」にー!
ああどこの何ラーメンにしよう、
胃袋はひとつしかないので今回は1杯のみのワンチャンス。
(前回はお泊まりでの福岡だったので設けられた3チャンス)
「はずせない・・楽しくも悩ましいのです、福岡での1杯!」
到着早々、苦しい胸の内をお仕事へ向かう車中にて
スタッフの方に告白する私。
(仕事内容ちゃうんかーい)
お仕事が無事に終わった帰り、
空港へ行く前に博多駅でひとり下車させてもらい
博多駅周辺で食べたのち自主的に電車で空港へ行くとか・・?
スミマセン本当に。食べることばかり考えていまして!
だってここ福岡なんですものー! (とんでもない言い訳)
すると車を運転してくださっているスタッフの方から
今日のお仕事先の会場となる地域で、地元の方が通う
「ここは」という一軒がありますよ、との情報が。
ありがとうございます、私の熱い
ラーメン愛を察してくださって!
向かう先は筑豊地区♪
筑豊ラーメンですって!
いいですね! 大好きです!
「その地ならではの逸品」がー!
ということで
お仕事もはりきって終え
いったい、何がメインなのかわかりませんが
ますますはりきり喜び勇んでやってきました、
筑豊ラーメン「山小屋」さん♪
ドーン! と構えた大きな店舗。・・と同時に
ラーメン屋さんなのに目に飛び込んでくる「焼肉」ののぼり。
「筑豊地区の住民はラーメンも焼肉も好きなんですよー」
なんと今回、お仕事でごいっしょさせていただいたスタッフさんが
佳恵の勝手なるラーメンツアーにご同行してくだったの!
ありがとうございます! 連れて行ってくれて!
私ひとりじゃなかなか行けませんでしたー
店内に入ると
香る香る、とんこつの香り♪
いくつかある選択肢の中で
私が選んだのは・・
店内のポスターを見て
昭和(むかし)ラーメンに決定!
創業「昭和45年」と書かれている。
筑豊ラーメン山小屋さんは、1970年、
それまでトラック運転手だった創業者が一念発起して開業したお店なのだそう。
「旨み」「深み」「極み」と書かれた文字に熱量が。
こちらは創業当時の復刻版メニューなのだそう。そうか、
この一杯から始まった物語なのですね、きっと。そりゃ熱いわ!
やってきました!
うわあ! ラーメンの登場、と同時に
ラーメンの前に「存在」している!
食べる前にスープ飲む前に現れている
「豚の骨の香り」! 笑
これぞ豚骨ー! と!
「香りもおいしさのひとつなのだ」
そう、香りも「具」なのだと!
香っていておなかが
グーッと鳴った私は思いました。笑
スープを飲んでみる。
濃厚おいしい、豚骨の海ー♪
麺は細麺♪麺上げ写真は安定のヘタさ♪
シャキシャキもやしがいいアクセントー!
チャーシューもトロットロ。
ああーそれにしたってスープおいしい。
豚くんの骨になってまで出してくれる
おいしいエキスに感謝!
スープを飲む手が
止まりまへんがなー
なんて言いつつやっぱり
好きなものは最後まで残し
おいしくいただきました♪
いやー
「豚骨を食べた!」っていうくらい
濃密で芳醇で豊かな時間だったー!
まさに筑「豊」ラーメンですたい!
帰りがけに見つけた、店内キッチンにかかっていたのれんには
「匂いはあってもあたりまえ」という力強いメッセージ、
「スープは生きちょう!」
創業者の方からの熱い思いが飛んできそうな勢いの数々でした。
やっぱりそうですよね!
匂いも大事な「具」でしたよね!
その思い、受け取れた気がします。
匂いもおいしい、ごちそうでした!
筑豊地区でお仕事ができてラーメン食べれて
よかったです♪
ごいっしょさせていただいた
福智町社会福祉協議会のみなさま
ありがとうございました!
ごちそうさまでした♪
おくやまよしえ(女優・タレント)/東京都生まれ。1992年、映画「喜多郎の十五少女漂流記」でデビュー。2001年に結婚。翌年、長男を出産。現在は2児の母。NHK「すくすく子育て」、TBS系ドラマ「キッパリ!」主演を経て、テレビ、ドラマ、雑誌などで活躍中。特技はイラストを描くこと、手芸。
ブログ 奥山佳恵のてきとう絵日記