2013年2月13日

連載第20回「おうちで焼き鳥」

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みなさま、こんにちはー! (・∀・)
いつも御覧いただいて、ありがとうございます!!

きょうの「たのしむこそだて」は、「焼き鳥」にチャレンジです♪(@^▽^@)ノ
「焼き鳥」は、空良のだいすきなメニューのひとつ。
いつも、お外で「やきとり」の文字を見かけるたびに
そしてその、においをかぎつける度に、笑
「食べたい! 食べたい! 」と大騒ぎ!!

おいしいものねー。けれど、1本はお安いけれど
何本もまとめて買うと、けっこーお高いのよねー。

なので「お外でいただけるものはきっとおうちでも作れるハズ!」と
思いきって、チャレンジしてみることにしましたーっ! (ж>▽<)y

「せっかくならば大勢で、にぎやかに!」とお友達家族を御招待♪

その私の勢いを見て、空良にまたまた言われちゃいました。

「でたーっ。ママって、はじめてのことをするのに
 いきなり本番だし、平気でヒトを呼ぶよね。」

そ・・・

そうかもね。笑(;´▽`A

けれど、この、チャレンジャー精神も
はやる好奇心を抑えられないのも、ママだからっ!

と、いうワケで、「はじめてのおうち焼き鳥」で
そろえてみた材料は、コチラーッ☆
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鶏もも肉、ささみ、ナンコツ、鶏レバー
●つくね(作りやすい分量)
鶏ひきにく(300g)、プチトマト、うずらの卵、ネギの白い部分を1本半、青じそ10枚!

この写真の分量で、およそ55本の焼き鳥が作れました!
ひとり10本食べたとしてもかなりの量だよー。

こんなに大量なのに、かかったお値段は2千円前後。
プロの味にはとてもかなわないし、ほど遠いと思うけれど
でも、おうちチャレンジはたのしいし、なによりお買い得ねっ♪

夢見る「おうち焼き鳥屋さん」を目指して、いざ下準備ー!

まずは「ささみ」から!

ひとくち大にカットしたあと、
お肉が浸るまでドボドボとお酒を入れ、
鶏ガラ顆粒だし 大さじ1/2を入れて
30分ほど寝かせます。

そのあいだにその他の材料の下準備をしていくと、スムーズです!

30分が経過した後のささみを見て、おどろき。
けっこうな量のお酒で浸したのに
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すっかり、吸い込んじゃっている~!

この方法だと「やわらか~」なおいしいささみになるのだそう。
これはたのしみ。期待ができそうです! むひひー! ( ´艸`)
ザルで切って、ごま油を適量まわし入れて、準備完了。

続いては、「鶏レバー」
はじめて購入した「レバー」。
見た目からして難易度が高そう・・・。

けれど、いざ調理をしてみたら案外カンタンでしたっ!

ひとくち大にカットしたら水でよく洗い流し
キッチンペーパーで水気をふきとって
お酒大さじ1、塩こしょう少々。以上!
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見た目がややグロいので、
せめてハートにまとめてみたよ。

そして、こちらも今回はじめて購入した「ナンコツ」

ナンコツは、はじめから焼き鳥に適したサイズなのでカットもせず
レバーと同様に、お酒大さじ1、塩こしょう少々、の下味をつけて完了!

鶏モモ肉は、「皮」も具材のひとつとなるのではがして、
モモ肉、皮をそれぞれひとくち大にカットしたあと
同じく、お酒大さじ1、塩こしょう少々で味付け。
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左から、鶏モモ肉、ナンコツ、レバー。
見た感じ、お店屋さんの仕込みみたい!

子どもたちのだいすきな「つくね」は、今回は「塩ゴマダレ」で作ってみます!

焼き鳥のメインの「タレ」と味付けが違うので、まずはつくねだけを
単独で、フライパンで仕上げていきまーす。
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ボウルに鶏ひき肉、お酒大さじ1、お塩小さじ1/2、
青じそ10枚と、今回はナンコツがあったので
ナンコツを数本みじんぎり。

手にサラダ油をつけて丸めて、
耐熱容器に並べ、レンジで
600wで1分チーン!

1度取り出して、均等に熱がまわるように
つくねを並べ替えて、再度600wで1分チン!
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このとき、完全に火が通らなくても後で焼くので心配ご無用~♪

続いて「タレ」を混ぜ合わせます。材料は

ごま油大さじ2、お塩小さじ1/2、鶏ガラ顆粒だし小さじ1/2。

フライパンにタレを入れて温めて、つくねを投入。
弱火~中火で5分、じっくりと焼いていき
焼き色がいい感じでついたら完成~♪
あとは串に刺すだけです!

プチトマトはヘタを取り、
ネギは2cm幅にカットをして・・・

以上で、すべての具材の下準備が整いました♪
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それではここで、天才の子どもたちをお呼びします。
「みんなー。好きなよーに、自由に焼き鳥を作っていってー!」

がぜん、はりきる子どもたち。今回は3人の子どもたちが参加をしてくれました!
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いきなり名作が登場。
ネギ×うずらの卵×ネギ×うずらの卵・・・

ザンシンです! さすがです! すごい発想だなあー。

それだけではありません。まさかのコラボが続々と!
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ネギ×レバー×トマト×皮。

きっとそれぞれ、まさかいっしょの串に収まる日がやって来るだなんて
思ってもみなかったでしょうね・・・。
どんな食感が楽しめるのかなー?

どんな食感かなー?といえば、
私のだいすきなラーメン屋さんに
「トッピングぜんぶのせ」という意味で
「いっさいがっさい」っていうメニューがあるんだけれど、
「焼き鳥版・いっさいがっさい」も登場。
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ささみ×鶏モモ×ナンコツ×レバー×皮。
ってそれって、どんなよ!!! (((( ;°Д°))))

自由ってほんとうに素晴らしい。
素晴らしいですが・・・あのね。

私もそっと、1本だけ作らせてもらったんだけれど、ママね、できれば
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こういうフツーの、ナンコツだけっていうのも食べたいの・・・。
ほんと、ごめんなさいね! 凡人で!! ゆるしてー!

あっという間に、こんなに串にささったよー。
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別味で完成した、つくね以外の大量の焼き鳥は
ホットプレートを使ってまとめて焼いていきます。

表面にうすくサラダ油を敷いて、めいいっぱいの串を並べます!
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この作業もすべて子どもたちにやってもらいました!
なにごとも経験。みんなで考えるのって大切だものね。
危なくないよーに、ケガをしないよーに、
遠くで見守る私とママ友。
みんな、がんばれー!

しかし、この時は気が付かなかったんだけれど、あとでハタと思った。
これさ・・・串を外側にした方が、ぜったい返しやすいよね! (ノ ́▽`)ノ

もっと早く気が付いてアドバイスをしてあげたら良かったー。

まあ、なにせ私もはじめてのチャレンジなもので!
みんなで、いっしょにコツコツ学んでいこうっ!

両面をこんがり焼いたら、フタをして3分蒸し焼きに。
その後、火をとめて5分放置します。

その合間に、小鍋でタレ作り~♪

おしょうゆ大さじ3、お酒大さじ3、みりん大さじ2、
お水大さじ1、だしの素小さじ1、にんにくすりおろし1片。

火にかけてフツフツしてきたら、さらにお砂糖大さじ2を投入!
トロみが出たら完成です。とってもカンタンです!

ちなみにこのタレは「鶏モモ肉2枚」の時の分量。
今回は、鶏モモ肉以外のお肉を大量に用意したので
このタレの分量×4で作りました。適量で調整してね!

そうこうしているうちに焼き鳥も焼けたみたい。
フタをワクワク、開けてみると・・・
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とたんにいい香りー! おいしそー!

ホットプレートの焼き鳥をすべて取り出して
ペーパーで汚れをふきとったらタレを入れ
焼き鳥とからめていきまーす!
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おいしそうなにおいが部屋じゅう、いっぱいに!
たまらない光景ですが・・・
子どもたちから、悲鳴が。

「あつつー!」
「ギャー!」

プレートを熱くしすぎてしまったみたいで、
タレがバンバン、はね飛びだしてしまったみたい!

そのうえ、ムチューになってタレを焼き鳥にからめようとするあまり
手をプレートに接触させてしまうアクシデントまで発生。
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保冷剤をあてる、負傷した空良。
みるみる落ちていく子どもたちのテンション・・・

これではいけない! 危ないし、だいいち
「たのしむこそだて」になっていない!

フライパンだとこの方法が良いらしいのですが
急きょ、味付けの方法を変更しましたっ! (;´▽`A

「タレをつけてから焼いて、仕上げにまたタレをつける」!
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「うわー!おいしそうー!」

よかった。子ども達に
笑顔がまた、戻った。笑
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ジャーーーン! 御覧くださいっ!
こんなにいっぱいの、おいしそーな焼き鳥が完成したよーっ!

どれもこれもおいしそう。
それに、かなり独創的でおもしろーい!

これなんて、見て! この、ネギの向き!
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オトナはネギを、こんな風に串に刺せない。笑

お肉も、とってもジューシーおいしーい!
このおいしさにはみんなでカンドー!

「おいしい!」「これもおいしい!」

焼いたプチトマトは味が濃い!
空良も食べて「こ!」と、ひとこと。

「こ!」のひと文字だけで、それがみんなに通じてしまうほど
全員で共感した、「濃くておいしい」プチトマトー!

うずらの卵は火が通り過ぎて、やや固でした!
おもしろくて良いのだけれど、おいしさを考えると
次回からうずらは別焼きが良いかもしれないなあ~。

プチトマトも、焼くのはとってもおいしいけれど
焼きすぎるとカタチが溶けていってしまうから
次からはこちらも別焼きが良いかもね!

なーんてみんなで言っているさなか、
とつじょあらわれた、衝撃のひと串。

まさかの・・・
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ただの、プチトマト。笑
うっかり焼き忘れられていたの!

おもしろいから、もちろんこのままいただきました。

空良が真顔で「うん、生のトマトは、トマトだね。」

そりゃそーだよ!! (ノ´▽`)ノ

最後のシメは、焼き鳥でもなんでもなく、生プチトマト。

かなりミラクル。おもしろたのしい焼き鳥パーティーでした!

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おくやまよしえ(女優・タレント)/東京都生まれ。1992年、映画「喜多郎の十五少女漂流記」でデビュー。2001年に結婚。翌年、長男を出産。現在は2児の母。NHK「すくすく子育て」、TBS系ドラマ「キッパリ!」主演を経て、テレビ、ドラマ、雑誌などで活躍中。特技はイラストを描くこと、手芸。
ブログ 奥山佳恵のてきとう絵日記

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