猫背になりにくい座り方。絵本を読み聞かせるときの正しい姿勢【ヒラガコージの子育てフォーム・6】
2児のパパであるパーソナルトレーナー、ヒラガコージさんが、日々の育児のさまざまなシーンで、よりラクに、体の負担を少なくする動き方や動作のコツをレクチャーします。
第6回 絵本の読み聞かせフォーム
第6回目は、kodomoeママはいつもやっていることでしょう、イスに座ってお子さんに絵本を読む時の正しい姿勢です。
骨盤が前に傾くように座ると疲れない!
お子さんに絵本を読み聞かせる時間はかけがえのないもの。子どもの発想力や言語力を伸ばすだけでなく、親子の絆を育む大事な時間です。
しかし、お子さんを身体の近くに座らせたまま絵本を読み続けるのは、体に負担をかけるリスクが大。今回は少し長い時間絵本を読み続けても疲れにくいフォームをご紹介します。
正しい絵本の読み聞かせフォーム
イスに座る際、クッションや座布団を使ってください。イスの背もたれ近くにクッションを置き、そこにお尻を半分だけかけます。こうすると前に向かって座面に傾斜がつき、重力によって骨盤に無理のない姿勢になり、猫背になりにくいのです。
これはNGです!
イスの座面が平らのままだと骨盤が後方に傾き、猫背になりやすい。特に絵本を読んでいる時は身体が前屈みになりますから、猫背が続いて危険です。
骨盤や腰が後ろに倒れて、尾骶骨に体重が乗らないように気をつけましょう。
【最後に】
家にあるクッションなどを上手に活用し、長い時間絵本を読んでも腰や背中に負担をかけないフォームを心がけて、お子さんにたくさん絵本を読んであげてくださいね!
柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブのインストラクターを経て、フリーランスのパーソナルトレーナーに。お年寄りからアスリートまで幅広い層の人に、ダイエット、健康増進、身体機能回復を指導。3歳男の子、0歳女の子のパパとして育児も奮闘中!
Instagram: @hiragakoji0916
https://ameblo.jp/ichiza-konryu/
撮影/渋谷和江