2020年4月15日

腰を痛めずに、自転車に子どもを乗せるための注意点【ヒラガコージの子育てフォーム・最終回】

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2児のパパであるパーソナルトレーナー、ヒラガコージさんが、日々の育児のさまざまなシーンで、よりラクに、体の負担を少なくする動き方や動作のコツをレクチャーします。今回は最終回、子どもを自転車に乗せるときのフォームです。

第10回 子どもを自転車に乗せるときのフォーム

第10回はママパパの腰に負担がかかりやすいシーンの代表、自転車のシートに子どもを乗せる際のフォームをご紹介します。

わきの下を締めてお腹に力を入れると腰を痛めにくい!

腰を痛めずに、自転車に子どもを乗せるための注意点【ヒラガコージの子育てフォーム・最終回】の画像1

ママにとって自転車は大切な移動手段。でも、子どもを毎回自転車の高さまで抱き上げるのはとても大変です。しかも駐輪場はスペースが限られていて窮屈な場合も多く、以前(連載第1回)紹介した、抱き上げのフォームのように脚を広げることも難しいです。そこで今回は、限られたスペースでも子どもを簡単かつ安全に持ち上げる方法を解説します。

子どもを乗せる際の正しいフォーム

腰を痛めずに、自転車に子どもを乗せるための注意点【ヒラガコージの子育てフォーム・最終回】の画像2

背筋をまっすぐにして中腰になり、両手を子どものわきの下に入れます。この時、軽くわきの下を締めておきましょう(①)

腰を痛めずに、自転車に子どもを乗せるための注意点【ヒラガコージの子育てフォーム・最終回】の画像3

持ち上げる前に鼻からゆっくり息を吸い込み、今度は吐きながらお腹を固くします(②)。イメージはお腹を前からパンチされても凹まないように壁をつくる感覚です。
腰を痛めずに、自転車に子どもを乗せるための注意点【ヒラガコージの子育てフォーム・最終回】の画像4

お腹に力を入れたまま息を吐いている間に子どもを持ち上げて、そのまま座席まで移動させましょう(③)。

これはNGです!
腰を痛めずに、自転車に子どもを乗せるための注意点【ヒラガコージの子育てフォーム・最終回】の画像5

 

ポイントは、屈む前に背骨をしっかり立てて、持ち上げる直前にお腹に力を入れる(腹圧を高めた状態)ことで、腰回りにベルトを巻いたときのような強さが生まれます。猫背ではお腹回りに力が入らず、負担が直接腰に来てしまいます。また、わきの下が緩むとお腹に力を入れるためにサポートしてくれる体幹の筋肉が働きづらく、腹に力が入りません。

【最後に】

子どもを抱き上げる時は、自分の体を守るために小さな工夫が必要です。限られたスペースで体の身動きが自由に取れない時は、お腹回りをしっかり固めて抱き上げてください。

これまで10回にわたり子育てシーンにおける正しいフォーム、「子育てフォーム」をご紹介してきました。私の肩書はパーソナルトレーナーですが、ひとりの子育て選手として家族と生活する中で「子育てはこんなに身体を使うのに休めることができないし、痛めても治しに行く時間がない!」と強い危機感を持ちました。

子どもとの大切な時間は、どんなにお金があっても後になったら取り戻せません。一生に一度しかない「小さなわが子のママパパでいられる、今この瞬間」を元気な身体でいたいなと思います。みなさんもぜひ、正しい子育てフォームで子育て時間を楽しんでくださいね。

 

腰を痛めずに、自転車に子どもを乗せるための注意点【ヒラガコージの子育てフォーム・最終回】の画像6ヒラガコージ

柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブのインストラクターを経て、フリーランスのパーソナルトレーナーに。お年寄りからアスリートまで幅広い層の人に、ダイエット、健康増進、身体機能回復を指導。3歳男の子、0歳女の子のパパとして育児も奮闘中!
Instagram: @hiragakoji0916
https://ameblo.jp/ichiza-konryu/

撮影/渋谷和江 

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