「叱る」ではなく「怒る」は、辛い【ふるえるとりのふるえる子育て・38】

心配性＆自己肯定感低め、びくびくおびえながらの育児を綴ったTwitterが大大大人気の「ふるえるとりさん」による描きおろし連載第38回！　長女のことりさんは幼稚園へ通う４歳、第二子のひなちゃんは1歳。子どもの躾は、時に叱ることも必要。でも、「怒って」しまう自分に疲れてしまうことも。

ある日の夕方、姉妹の機嫌が非常に悪く、常に「こら！」「やめなさい！」「いい加減にしなさい！」と声をあげているような状況になりました。
してはいけないことを躾けるのが親のつとめ……。
ダメなことはダメと教えなくては、と細かく注意をしていましたが、叱るのだってエネルギーが要ります。
終盤は私も疲れ果ててしまい「これ以上お母さんだって怒りたくない……」と嘆く始末。

できるなら母だって、叱ってばかりじゃなくて笑顔で子どもたちに向き合いたいですよね。

漫画やイラストでツノを生やした鬼の姿のお母さんを見かけることがありますが、彼女もきっと鬼になんてなりたくなかったよね、と思うに至った日でした。

ふるえるとり
秋田出身の謎生物マンガ家。7歳年上の夫の転勤に伴いデザインの仕事を辞め、現在は4歳と2019年8月生まれの1歳の娘を育てながら、マンガやイラストを執筆。自身の育児をマンガにしたツイッターが大人気で、それらをまとめた著書『母ちゃんだってほめられたい。』(KADOKAWA)を刊行。LINEスタンプも発売中。
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