2026年10月23日

【ハロウィンの絵本】ハロウィンカーで出発! 親子で一緒に、今読みたい絵本「モリくんのハロウィンカー」

ちょうど今読むのにいいタイミングの絵本をおすすめするweb連載「親子の読み聞かせに。今日の絵本だより」。過去にご紹介した絵本の中からピックアップ。親子で一緒にこんな絵本はいかがですか。今回は、ハロウィンの時期に読みたいこちらの絵本をご紹介します。

モリくんのハロウィンカー

【ハロウィンの絵本】ハロウィンカーで出発! 親子で一緒に、今読みたい絵本「モリくんのハロウィンカー」の画像1

『モリくんのハロウィンカー』
かんべあやこ/作 くもん出版 1320円

『モリくんのハロウィンカー』の主人公は、こうもりのモリくん。
モリくんは、野菜やくだもので車を作るのが大得意。
ハロウィンにはりきって作ったのは、大きなかぼちゃのランタン型の、特製ハロウィンカーです。
そこへ、ねずみのきょうだい、かえるくん、きつねさん、いつもの仲間が思い思いの扮装をして集まりました。
モリくんがハンドルをにぎって、みんなが乗り込んだら、さあ出発です。

♪こんやは ハロウィン
  どきどき ハロウィン
  おかしを おくれ
  たくさん おくれ
  くれなきゃ いたずら
  うんとする♪

森の家々を回って集まった、たくさんのおいしそうなお菓子。
先に車に戻ったねずみのきょうだいが、
「ひとつだけ…」
「うん ひとつだけね…」
とつまみぐい。
あっと気づいたときには、残りはほんのわずか。
残念がる他のみんなに、ねずみたちは
「ぼくたちが また おかしを もらってくる」
と飛び出していきますが、暗い森の中でおばけにかこまれてしまい、大ピンチ!

お菓子をほんのちょっとだけのつもりが、ついついとまらない。
子どもたちも、きっと共感ですよね。
モリくんたちがハロウィンカーで駆けつけ、ねずみのきょうだいはピンチを脱出。
お菓子はなくなってしまったけど、みんなの無事を祝って、モリくんお手製のかぼちゃのスープで乾杯です。

モリくんシリーズは『ハロウィンカー』の他にも、『おいもカー』『りんごカー』『すいかカー』『いちごカー』『あめふりぴーまんカー』の計6冊が発売中。
モリくんが車に使う食べものや、みんなで車で行く風景に、春夏秋冬、それぞれの季節の空気がたっぷり感じられます。
車好きのお子さんはもちろん、絵本で季節を感じたい大人にもおすすめのシリーズです。
そうそう、『ハロウィンカー』のカバー袖には、切りとって使える変装用メガネ3種つき。
モリくんメガネも、ついてますよ。

選書・文
原陽子さん
はらようこ/フリー編集者、司書、JPIC読書アドバイザー。kodomoeでは連載「季節の絵本ノート」をはじめ主に絵本関連の記事を、MOEでは絵本作家インタビューなどを担当。3児の母。

※こちらの記事は2018年10月にweb掲載したものを再編集しています。

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