芸術の秋に読みたい! やってみたくなる&飾りたくなる「アートな絵本」【最新号からちょっと見せ】
絵本は子どもにとって一番身近なアート。読み聞かせするだけじゃもったいない! kodomoe10月号では、子どもの芸術的感性を磨き、創造力や表現力を育むアートな絵本の楽しみ方をご紹介します。ウェブでは、やってみたくなる絵本、飾りたくなる絵本をご紹介します。
※対象年齢は目安です。絵本はどの年齢で出会ってもよいものです。
やってみたくなる絵本
絵本には創作のヒントがたくさん詰まっています。さあ、手を動かして、表現してみて!
ぼくのくれよん
2歳~ 元気よくクレヨンを走らせて
『ぼくのくれよん』
長新太/お話・絵 講談社 1540円
ぞうが大きなクレヨンを鼻でつかんで絵を描きます。周りの動物に何と言われようと、ぞうはまだまだ描く気満々。自由奔放にお絵描きを楽しむぞうの姿が子ども心を刺激します。
飾りたくなる絵本
絵本として読むだけでなく、一枚絵として部屋に飾っておきたくなるような魅力ある絵本をご紹介。いくつも飾れば、まるで美術館に。
ぼくのたび
3歳~ 夢の中で、どこか遠くへ
『ぼくのたび』
みやこしあきこ/作
ブロンズ新社 1650円
小さなホテルで働く「ぼく」の夢は、いつか町を出て知らない国を旅すること。リトグラフという版画の技法で描かれた美しく幻想的な絵が、旅への思いを掻き立てます。
みちひきみちかけ
4歳~ 自然への尊敬と畏怖を感じて
『みちひきみちかけ』
ミロコマチコ/作 小学館 2200円
月の満ち欠けにあわせ、潮が満ちては引き、新たな命が生まれ、増えてはまた減っていく。鮮やかな色彩と力強い筆致で自然の営みを捉えた、美しくもエネルギッシュな作品。