きらめく青、海の絵本5選【季節の絵本ノート】
親子で絵本を開く時間に、季節の彩りをプラスしてみませんか。
今の時期、絵本選びにちょうどぴったりの、おすすめ作品を集めました。今回のテーマは「海の絵本」です。
0歳~
『うみ ざざざ』
ひがしなおこ/作
きうちたつろう/絵
くもん出版
本体800円+税
熱い砂をさくさく踏んで、きらきら笑う波に足をひたせば、白い泡がざわざわざわ。海のさまざまな表情を、リズミカルな言葉で感じて。
3歳~
『チリとチリリ うみのおはなし』
どいかや/作
アリス館
本体1200円+税
チリとチリリが洞窟を行くと、そこはいつしか海の中。素敵なスイーツにお魚のダンスショー、ふたりにぴったりの宝物も見つけました。
3歳~
『オセアノ号、海へ!』
アヌック・ボワロベールとルイ・リゴー/作
松田素子/訳
アノニマ・スタジオ
本体2200円+税
オセアノ号に乗って、海の旅へ出よう。クジラ、アザラシ、氷山に珊瑚、ページを開くたびに立ち上がる、色とりどりの海の景色。
3歳~
『ぷかぷか』
石井聖岳/作
ゴブリン書房
本体1400円+税
海も空もまっ青の上天気。ぷかぷか水面にゆれながらタコが考えます、「そらをとんでみたいなあ」。さあ、どうやったら飛べるかな?
6歳~
『なみ』
スージー・リー/作
講談社
本体1400円+税
女の子が波を相手に、向かっていったり、追いかけられたり。言葉がないのに、波のざわめきやはしゃぎ声がページから聞こえるよう。
いまの季節に何を読もう?
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編集協力/原陽子(JPIC読書アドバイザー)
(kodomoe2016年8月号掲載)