食べ物に親しむ絵本ガイド(後編)
2018年12月31日

食べ物に親しむ絵本ガイド(後編)

おいしく食べることは、幸せな暮らしの基本。それぞれの成長段階に合った食べもの絵本で、
食への好奇心を引き出しましょう。読み終わったら、おなかがぐ〜っと鳴っちゃうかも!
撮影/岡森大輔 ヘアメイク/山田ナオミ スタイリング/山田祐子 モデル/スキリッパ・スミレちゃん、アーヴィン・ライアンくん
(kodomoe2017年12月号掲載)

3、4、5歳〜

言葉も想像力も豊かになってくる時期。夢中になれるお話や言葉遊びの絵本、真似して作ってみたくなる絵本などで、さまざまな角度から「おいしい!」を追求してみましょう。

 

Theme_01
「おいしい」は楽しい!

「おいしい」と「楽しい」を掛け合わせた絵本は、子どもたちの大好物。五感を研ぎ澄まして、
食べものの世界をとことん楽しもう!

 

おいしさを、においで感じる

『くんくん、いいにおい』
たしろちさと/絵 グランまま社 本体1200円+税

焼きたてのパン、新鮮なフルーツ、ほかほかごはんとお味噌汁、焼き魚。それぞれどんなにおいがするかな? 目を閉じて鼻をくんくん……においで「おいしい」を感じてみよう。

 

食べものの名前を楽しくメロディに乗せて

『あっちゃんあがつく たべものあいうえお』
みねよう/原案 さいとうしのぶ/作
リーブル 本体1800円+税

あっちゃんあがつく、あいすくりーむ。いっちゃんいがつく、いちごじゃむ。かわいい食べものたちが歌ったり踊ったり遊んだり。ストーリーを感じさせる絵と言葉遊びを楽しんで。

 

語呂のいいくだものがごろごろと

『くだもの だもの』
石津ちひろ/文 山村浩二/絵 福音館書店 本体900円+税

かいすいよくには いかない スイカ。キウイ うきうき うきわで およぐ。真夏の海水浴場でくだものたちが大はしゃぎ。個性豊かな表情を楽しみながら、真似して口ずさんでみて。

 

食べるときの音に耳を傾けると

『おいしい おと』
三宮麻由子/文 ふくしまあきえ/絵 福音館書店 本体900円+税

春巻きを食べると、カルッ ホッ カルカルカルカル。ごはんや味噌汁はどんな音? 口当たりや歯ごたえも意識しながら、食事をおいしく楽しく味わい尽くしましょう。

 

大豆から生まれた戦隊ヒーロー

『ヘルシーせんたい ダイズレンジャー』
やぎたみこ/作
講談社 本体1300円+税

豆腐や納豆が戦隊ヒーローに変身! 人々の健康と平和を守るため、大豆禁止令を出した大豆嫌いのお殿様を相手に立ち上がります。大豆料理の数々でヘルシー&ハッピーに。

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