2018年7月26日

あの本は何歳? 夏休みに読みたいロングセラー絵本 30代・40代

30代の絵本

この時代の主なできごと

1982年 東北新幹線、上越新幹線開通
1983年 東京ディズニーランド開園
1985年 日本電信電話公社が民営化、NTTに。
     日本専売公社はJTに
1987年 国鉄が民営化、JRに

1980(38歳)

4歳〜
ぼくをたべるとキャベツになるよ!

『キャベツくん』
長新太/文・絵 文研出版 本体1300円+税

キャベツくんを食べようとするブタヤマさん、でも逆に大変なことに!? 「『ブキャ!』で大笑いの子どもたち。『みんなが食べたら?』と聞いたら、次々いろんな答えが!!」(井出)

 

1981(37歳)

2歳〜
思わずページに手が伸びる

『くだもの』
平山和子/作 福音館書店 本体800円+税

「実物よりもおいしそうなくだものを、むいてもらって『さあ、どうぞ』。まだ離乳食期でくだものを食べたことがない赤ちゃんが、あーんとお口を開けてくれたことも」(鈴木)

 

1983(35歳)

0歳〜
擬音が楽しいファーストブック

『じゃあじゃあびりびり』
まついのりこ/作 偕成社 本体600円+税

「絵を見ただけで子どもからぶーぶー、わんわん、じゃーと言葉があふれてきます。『かみびりびり』のページでは、破れた紙をぺたぺた貼るしぐさを見せてくれることも」(井出)

 

1983(35歳)

3歳〜
力を合わせて暮らす大家族

『14ひきのあさごはん』
いわむらかずお/作・絵 童心社 本体1200円+税

「まず表紙から裏表紙までたっぷり時間をかけて見ます。ねずみの一家はみんな個性的で、お気に入りの誰かが必ず見つかります。家の間取りなど細部まで楽しめます」(鈴木)

 

1986(32歳)

0歳〜
豊かな表情に赤ちゃんも夢中

『おつきさまこんばんは』
林明子/作 福音館書店 本体700円+税

「表紙はちょっとすまし顔。ページをめくると、にっこり笑ったり、困り顔になったり。そんなおつきさまを見つめる赤ちゃんの視線を、大切にしながらゆっくりと読みましょう」(鈴木)

 

1987(31歳)

5歳〜
誰が一番に見つけられるかな?

『新ウォーリーをさがせ!』
マーティン・ハンドフォード/作・絵 唐沢則幸/訳 フレーベル館 本体1300円+税

数え切れないほどの人の中からウォーリーを見つける人気シリーズ。「探し絵の絵本では大人よりも子どもの方が、絵のすみずみまで細かく見る楽しさを知っています」(原)

 

1987(31歳)

0歳〜
初めての乗り物絵本に

『がたんごとんがたんごとん』
安西水丸/作 福音館書店 本体700円+税

「『がたんごとんがたんごとん』『のせてくださーい』の繰り返し。汽車を待っているのは、哺乳瓶やねこなど赤ちゃんが大好きなものばかり。『もういっかい!』の多い絵本です」(鈴木)

 

1988(30歳)

0歳〜
遊びながらごあいさつの練習に

『ごあいさつあそび』
きむらゆういち/作・絵 偕成社 本体680円+税

ことりのピイちゃんやこいぬのコロが絵本の中からごあいさつ。「『こんにちは』とめくると、ぺこりとおじぎをしてくれるめくりしかけ絵本。まねっこのはじまりにもなります」(鈴木)

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