長時間抱っこでも腱鞘炎になりにくい「キツネの手」。ママが知っておきたい防災の知恵一覧【ママのための防災ガイド・2】
2020年2月17日

長時間抱っこでも腱鞘炎になりにくい「キツネの手」。ママが知っておきたい防災の知恵一覧【ママのための防災ガイド・2】

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「防災は、“万が一の時の特別な準備”と考えると、ハードルが高くなります」と教えてくれるのは、アウトドア防災ガイドのあんどうりすさん。子育ての中で日常的におこない、さらに防災にも役立つことであれば、実際の災害時にも慌てることなくテクニックを使うことができます。
日ごろの子育てで今すぐ使えるテクニックが満載の防災レッスン! 前半では、子どもと一緒に身に付けたい実用的な技を、後半はチェックしておきたい防災アプリ情報をお届けします。

子どもと一緒に楽しめる&子育てもラクになる
Let’s防災レッスン

災害時や緊急時には、ふだんやり慣れていることしかできません。子育てにも役立ち、
とっさのときに子どもも自分も守れる、実用的なテクニックを身につけましょう!

荷物を背負うときは重心を上に!
ふだんのおんぶもラクになる

長時間抱っこでも腱鞘炎になりにくい「キツネの手」。ママが知っておきたい防災の知恵一覧【ママのための防災ガイド・2】の画像1

人の重心はおへその辺り。荷物の重心はそれより高いほうが前かがみにならずに済み、荷物が軽く感じます。リュックはベルトで調節して、体にフィットさせ重心を高く保つことを習慣に。おんぶの際も同じ要領で背負えばラクです。

非常食は缶詰めが便利!
毎日の献立にも活用できる

長時間抱っこでも腱鞘炎になりにくい「キツネの手」。ママが知っておきたい防災の知恵一覧【ママのための防災ガイド・2】の画像2

かつての非常食は味は二の次でしたが、缶詰めならおいしく味付けされたものがいろいろ。消費期限も長いので、子どもが好きなものをストックしておきましょう。夕飯づくりが面倒な日にもサッと出せる一品として使えます!

レインウェアは高くてもいいものが
結局長く使えてコスパ◎

長時間抱っこでも腱鞘炎になりにくい「キツネの手」。ママが知っておきたい防災の知恵一覧【ママのための防災ガイド・2】の画像3

災害時に水に濡れて体温を奪われると、生死に関わります。レインウェアは、やや高価でもアウトドアでよく使われる、ゴアテックスなど透湿防水素材のものが安心。120cmを買えば0~6歳まで使えるので、コスパで考えても損はなし。

抱っこのときは「キツネの手」で
腱鞘炎にもなりにくい

長時間抱っこでも腱鞘炎になりにくい「キツネの手」。ママが知っておきたい防災の知恵一覧【ママのための防災ガイド・2】の画像4

手首や腕に余計な力を入れずにラクに抱っこするには、手の甲を上に向けてクロスさせ、きつねの手の形にすると◎ 災害時、長時間子どもを抱っこしていなければならないときに役立ち、毎日の抱っこでも腱鞘炎の予防になります。

ベビーカーで乗り越えられる
限界を知っておくと散歩もスムーズ

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ベビーカーを押して乗り越えられる段差は、車輪の半径の高さまで。毎日の散歩でも半径と段差の関係を知っておくと、通るルートを考える際に役立ちます。自転車、車いすなども同じ。ただし、災害避難時には半径の小さいベビーカーは動かせなくなる可能性が高くなります。抱っことおんぶの方が密着するので安全に避難できます。

自転車用ヘルメットは
災害時にも使える頼もしいアイテム

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頭を守るヘルメットの購入が難しい場合は、自転車ヘルメットで代用という手も。洪水や津波に飲まれた際、穴から水が逃げるので首が締まるリスクが減ります。ただし、あくまで自転車用で、防災用ではないので、使用は自己責任で。

 

子どもと一緒に遊びながら練習!
「いざ」というときの身の守り方

とっさのときには、ママも子どももまずは自分の身を守ることが肝心!
災害が発生したときに、最初に取るべき行動の基本は「安全な場所にいること」です。

地震

上から落ちてくるものが
ないか素早く確認!

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頭を守るのは大事だけれど、大きなものや重いものが落ちてきたら手では守れません。まずは上と横を見て、落ちたり倒れたりするものがないかチェック。あったらすぐに逃げること! テーブルなどがあればその下に隠れて、脚にしがみついて。

火事

低い姿勢を取って
煙の下を逃げるべし

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ハンカチを濡らして口に当てるのも有効ですが、逃げるより先にそれだけやっていても一酸化炭素中毒は防げません。煙に巻かれてしまわないよう、とにかく低い姿勢で煙の下を逃げることが先決です。子どもを抱えて逃げる場合、おんぶだと位置が高く、煙に巻かれる恐れも。抱っこのほうがおすすめ。

頑丈で安全な建物の中に
まっしぐらに駆け込もう

長時間抱っこでも腱鞘炎になりにくい「キツネの手」。ママが知っておきたい防災の知恵一覧【ママのための防災ガイド・2】の画像9

屋外にいる場合、コンクリート製の頑丈で高さのある建物や、車の中にすぐ避難しましょう。「3つ数えて雷が鳴らなければ遠い」という説は間違い。雷を感知できる場所はすべて危険区域です。雨が降る前にできるだけ早く非難して。その場でかがむのも無意味です。

津波

とにかく高い場所へ
急いで逃げよう

長時間抱っこでも腱鞘炎になりにくい「キツネの手」。ママが知っておきたい防災の知恵一覧【ママのための防災ガイド・2】の画像10

強い地震や、弱めでも長く続く地震が来たら真っ先に高台へ。家や保育園、公園などふだんよくいる場所からの避難ルートを、散歩などで確認しておくと◎ 避難経路のハザードマップを出している自治体も多いので、チェックしてみて。

 

あんどうりすさんも入れている!
スマホに入れておきたい防災アプリ

緊急地震速報や天候の急変など、災害情報をキャッチするのに役立つアプリを紹介します。

長時間抱っこでも腱鞘炎になりにくい「キツネの手」。ママが知っておきたい防災の知恵一覧【ママのための防災ガイド・2】の画像11子どもをパニックにさせない工夫が◎
ゆれくるコール

長時間抱っこでも腱鞘炎になりにくい「キツネの手」。ママが知っておきたい防災の知恵一覧【ママのための防災ガイド・2】の画像12あらかじめ設定した地点の地震発生をプッシュ通知で素早く知らせ、到達までの時間をカウントダウン表示。ひと目でわかる表示で、とっさの対策や心がまえを取りやすい。
 
risu’s comment

「地震発生の通知音を怖がる子どもも多いのですが、このアプリは怖くない音を選べるのがいい。子どもがパニックになると避難も大変なので」

 

長時間抱っこでも腱鞘炎になりにくい「キツネの手」。ママが知っておきたい防災の知恵一覧【ママのための防災ガイド・2】の画像13地震や豪雨から熱中症までさまざまな防災に使える
Yahoo!防災速報


長時間抱っこでも腱鞘炎になりにくい「キツネの手」。ママが知っておきたい防災の知恵一覧【ママのための防災ガイド・2】の画像14気象庁や環境省、自治体などさまざまな機関から配信された災害情報を通知。自然災害だけでなくテロやミサイル等の情報もキャッチできる。提携警察機関から防犯情報も受け取れる。2019年には防災用品リストや読み物コンテンツなど、日頃から確認できる「防災手帳」機能が搭載された。
risu’s comment
「一度の設定でいくつもの災害情報を受信できるのが利点。現在地+3か所まで地点の設定ができるのも便利。提携自治体の人は特に使える」

 

長時間抱っこでも腱鞘炎になりにくい「キツネの手」。ママが知っておきたい防災の知恵一覧【ママのための防災ガイド・2】の画像15気温、雨雲、花粉etc.毎日の生活に役立つ
Yahoo!天気

長時間抱っこでも腱鞘炎になりにくい「キツネの手」。ママが知っておきたい防災の知恵一覧【ママのための防災ガイド・2】の画像16雨雲の接近をプッシュ通知で知らせ、5分刻みで15時間先(ログイン時)までの雨雲の動きが分かるなどの機能が便利。あらゆる天気や気候情報が分かり、防災の基本アプリに◎
 
risu’s comment
「雨雲レーダーが見えるので、洗濯物を干すか否か、お迎えの時間を調整しようかなど、ふだんの生活でもお役立ち」

 

長時間抱っこでも腱鞘炎になりにくい「キツネの手」。ママが知っておきたい防災の知恵一覧【ママのための防災ガイド・2】の画像17おなじみアプリで災害時の安否確認も
LINE

長時間抱っこでも腱鞘炎になりにくい「キツネの手」。ママが知っておきたい防災の知恵一覧【ママのための防災ガイド・2】の画像18災害が発生するとLINEから安否確認のトークが届く。「被害があります」を選択すると、自分のタイムラインにメッセージを投稿して状況を知らせることができる。
 
risu’s comment
「LINEはママたちにも利用者が多く使い慣れているアプリ。実際に災害が起きたときに、スムーズに安否確認できると思います」

 

アプリ最新情報!

あんどうりすさんに新たにおすすめのアプリを教えてもらいました。

最近人気の防災アプリ
特務機関 NERV 防災
利用者に最適な防災情報を国内最速レベルで配信してくれるアプリ。天気や台風の予報、地震・津波・噴火などの速報や最近でも被害が多い土砂災害や河川の情報、大雨危険度通知、ダム放流通知までひとつのアプリでさまざまな防災情報を受信することができる。

risu’s comment
「通知が速く、おやすみモードでも緊急性がある情報はプッシュ通知で強制的に知らせてくれる機能があります」

長時間抱っこでも腱鞘炎になりにくい「キツネの手」。ママが知っておきたい防災の知恵一覧【ママのための防災ガイド・2】の画像19教えてくれたのは
あんどうりすさん
アウトドア防災ガイド。阪神淡路大震災における自身の被災体験とアウトドアの知識を生かし、実用的な防災テクニックを伝える。

イラスト/山田美津子(kodomoe2018年4月号掲載、内容は再編集しています)

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