2022年9月24日

速く走れる靴、ちょっと大きめの靴。足育にとってアリ? ナシ?【最新号からちょっと見せ】

元気よく歩いたり走ったり、スポーツを楽しんだり。健やかな体づくりは、足づくりから! kodomoe10月号では、子どもの足トラブルが気になったら「幼児期こそ、足アーチの育てどき!」を特集しています。
「足アーチとは?」「健康な足を育てる靴選びのポイントは?」など、kodomoe webでは、その中から一部をご紹介します!

足アーチとは?

足裏の、地面から少し浮いてアーチ状になっている「土踏まず」の部分。この足アーチがない「扁平足」が、足トラブルの原因になることも。

健康な足を育てる
靴選びのポイントは?

すぐにサイズアウトしてしまうから、ちょっと大きめを履かせたい。そう思いがちですが、足育にとってはアリ? ナシ?

年齢やサイズに合った
靴が原則です

幼児期以降の足は1年で約1cmずつ成長します。年2回はサイズを測り直して。お下がりの靴はインソール(中敷き)やアウトソール(足裏部分)が変形していることも。子どもの足は影響を受けやすいので、避けるのが正解。

速く走れる靴、ちょっと大きめの靴。足育にとってアリ? ナシ?【最新号からちょっと見せ】の画像10~2歳頃 足首をしっかりホールド
ハイカットシューズ
足首やかかとがまだとても柔らかく不安定。しっかりホールドしてくれるハイカットシューズなら、転びにくくなるので安心です。

※本誌では3歳頃~の靴選びのポイントも紹介しています。

極端に足が遅い!
それも足アーチが原因かも?

動会シーズンになると、かけっこで速く走れるかも気になるところ。蹴り出しなど、正しいフォームで走るには、足アーチが機能しているかもポイントです。

速く走れる靴は
足育には不向きです

速く走れる靴、ちょっと大きめの靴。足育にとってアリ? ナシ?【最新号からちょっと見せ】の画像2アウトソールが左右非対称に作られた靴は、トラックを走るとき用。毎日履くのは避けて。

教えてくれたのは
桑原靖 先生
くわはらやすし/足のクリニック 表参道院長。専門メディカルスタッフによるチーム医療で、足の総合的なケアと治療を行う。『元気足の作り方 美と健康のためのセルフケア』(NHK出版)など著書も多数。

イラスト/くぼあやこ(kodomoe2022年10月号掲載)

kodomoe10月号では、「そもそも足アーチにはどんな役割があるの?」や「足アーチを育てる基本はこの2つ!」などをご紹介。

「幼児期こそ、足アーチの育てどき!」は、kodomoe10月号でお楽しみください。

速く走れる靴、ちょっと大きめの靴。足育にとってアリ? ナシ?【最新号からちょっと見せ】の画像3

 

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