パーティーのプロ辰元草子さんに習う、持ち寄りパーティー「3つの基本ルール」とは?【前編】
お友達とにぎやかに、持ち寄りパーティーで楽しむクリスマスはいかがですか? おうちで過ごすクリスマスをさらに楽しく思い出深いものにするコツを、アニヴァーサリー・プランナー辰元草子さんにおうかがいしました。パーティーの基本ルールや会場のデコレーションなどと合わせてご紹介します!
パーティーのプロ、辰元草子さんに習う
持ち寄りパーティー成功マニュアル
せっかくのクリスマス、ふだんのママ友や子どもたちとの集まりより少し“特別感”を出したいものですね。素敵なパーティーにするコツをレクチャーします。
持ち寄りパーティー3つの基本ルール
担当を決めて負担を軽く!
誰かの家でパーティーをやる際は、その家のママが「ホスト」にならないように注意! 飾り付け、プレゼント、食べ物、飲み物など係を分担して、特定の人ばかりに負担がかからないようにしましょう。
市販のものを積極的に利用
家でのパーティーとは言っても、飾りから料理まですべてお手製でなくても大丈夫! 最近の100円ショップはパーティーグッズも充実。上手に利用すれば安く手軽におしゃれなパーティーが可能。
子どもの好みやアレルギーを確認
アレルギーや食べられないものがある子は、それを把握して全体のメニューを用意してあげましょう。その子もみんなも同じものを食べられれば、ひとりだけ浮いてしまうこともありません。
会場セッティング
point1
“非日常”を演出しよう
テーブルクロスがあれば
特別感がグッと高まる
いつものテーブルはクロスを敷くだけでパーティー仕様に。100円ショップで売っているビニールのシャワーカーテンをクロス替わりに使えば食べこぼしても染みず、使い捨てにできて手軽です。端はテーブルの裏に折りこんでテープで留めれば安全。
非日常の空間づくりに
ガーランドが大活躍
ガーランドは、1つあるだけでパーティームードが出せる鉄板アイテム。壁の上の方など、目線に入る高さに飾ると空間全体が華やいだ雰囲気になります。クリスマスカラーや、英語のメッセージ入りなどにすると、写真映えもして◎
バルーンで楽しげな
雰囲気を演出
100円ショップなどで売っているゴム風船をふくらませ、壁にくっつけておくだけで部屋がにぎやかに。緑の風船をピラミッド型に並べ、てっぺんを黄色の風船にしてツリーに見立てるのもおすすめ! 飾り終えたら子どもの遊び道具にもなります。
point2
子どもと大人でテーブルを分けよう
テーブルで分けても
時間で分けても◎
子どもと大人はテーブルを分けておけば、大人もゆったり。スペース的に2つテーブルを出すのが厳しければ、先に子どもたちに食べさせてから大人、というように時間で分けるのも手。
子どもはテーブルにせず、シートを敷いて、100円ショップのかごなどに1人ずつフードを盛る、ピクニックスタイルも◎
point3
ドリンクコーナーを作ろう
好きなドリンクを
各々のタイミングで
ドリンクのなくなり状況を見て、そのたびにホストママが作るのは大変。場所に余裕があれば、ドリンク専門のカウンター(テーブル)を作って、各々が注ぎにいくスタイルがベスト。
後編では、テーブルセッティングや写真撮影のコツなどをご紹介します!
辰元草子さん
たつもとそうこ/アニヴァーサリー・プランナー。キッズパーティーのプロデュースや、プランナー養成も。著書には『ディズニーハンドメイドパーティーBOOK』(ブティック社)など。
イラスト/momoro(2016年12月号掲載)