子どもがつくれる「バナナジュース」で「手伝いたい!!」にこたえる! 晩ごはんまでの時間をつなぐ「つなぎごはん」【つなぎごはん・2】
保育園や幼稚園、公園から帰ってきて、ほっと一息つきたい夕方。なのに子どもが「おなかすいた」と言いはじめた……! 早く夕飯の準備を始めればいいけれど、ちょっとお茶も飲みたいし、洗濯物も先に取り込んでしまいたい。そんな夕方のつらい時間を解消するのが、「つなぎごはん」です!
今回は、はらぺこ度40のつなぎごはん、子どもが隣でつくれる「バナナジュース」のレシピをご紹介します。
つなぎごはんって何?
「つなぎごはん」は、晩ごはんの前菜のようなもの。夕方に食べさせても罪悪感のない、おやつのようなごはんのようなもののこと。
「おなかすいた!」と言われても、甘いお菓子はあげたくないし、今おやつを食べてしまったら、晩ごはんが食べられなくなってしまう。でも、子どもは待ったなし!
そんなときに使えるレシピを、料理家の新谷友里江さんに聞きました。はらぺこ度に合わせたレシピを5つ、5回に分けてご紹介します。
【はらぺこ度40】
晩ごはんをつくる隣で、子どもが自分でつくれる「つなぎごはん・バナナジュース」
晩ごはんのとき、「なにかやりたいやりたい!!」と、お手伝いをせがまれること、ありませんか? いっしょに料理したい気持ちはあるけれど、急いでいるから、ちょっとだけひとりで遊んでいてほしい……。
そんなときは、「つなぎごはん」を作っていてもらいましょう。
今回ご紹介するのは、バナナを潰して作る、「バナナジュース」です。
【材料(子どもひとり分)】
バナナ……1本
牛乳……100mL
はちみつ(またはきび砂糖)……小さじ1
【作り方】
1、バナナは皮をむいてボウルに入れ、マッシャーなどで潰す。
2、牛乳とはちみつを加え、よく混ぜる。
バナナ1本つぶすのも、こどもにとっては大イベント。マッシュするのが難しい場合は、ビニール袋に入れて、もみもみさせてもいいですね。夕方は忙しいけど、つなぎごはんで毎日ご機嫌に過ごせますように!
教えてくれたのは
新谷友里江
にいやゆりえ/料理家・管理栄養士。離乳食やお弁当など、手軽に作れておいしいレシピに定評がある。 著書に『小学生のお料理ブック:ぜ〜んぶひとりでできちゃう!』(家の光協会)、 『つくりおき幼児食 1歳半〜5歳:まとめて作ってすぐラクごはん♪』(西東社)など多数。
他のレシピはこの本でチェック!
こどものおなかの空き具合を「はらぺこ度」であらわし、5つの章にわけてご紹介しています。
12月9日発売
『つなぎごはん』
新谷友里江/著 誠文堂新光社 1540円
文/吉川愛歩 写真/中村寛史