トマトケチャップの甘味で子どもうけ抜群!「ミートボールとパプリカのマヨ炒め弁当」【最新号からちょっと見せ】
おかずは2〜3品、凝ったものを作る必要もなし! 味付けは、トマトケチャップやマヨネーズ、それにみそがあれば、万事解決。kodomoe4月号では、そんな気楽な弁当を、料理家の上田淳子さんに教えてもらいました。
本誌では、「買い足しなし! 作り置きなし! 食材使い切り!」の、2週間分の弁当買い物リストもご紹介しています。kodomoe webではその中から、豚こま肉を使った「ミートボールとパプリカのマヨ炒め弁当」をご紹介します。
※弁当の材料はすべて1人分です。
ミートボールとパプリカのマヨ炒め弁当
ひき肉を買ったらミートボールを作っておく!
ひき肉は冷めても固くなりにくいので弁当食材としては優秀ですが、日持ちがしないので買ったらミートボールにします。
基本のミートボール
作り方(15個分)
1. ボウルにパン粉大さじ2、牛乳大さじ1を入れる。パン粉がやわらかくなったら豚ひき肉、鶏ひき肉、塩少々を入れて練り混ぜる。15等分に分けて丸める。
2. フライパンに1、水100mLを入れて蓋をし、中火にかけて約3分ゆでる。5個ずつラップなどで包み、冷蔵または冷凍保存する。
成形し、ゆでた状態で冷蔵または冷凍保存がおすすめ。味付けを変えれば食べ飽きません。豚肉と鶏肉を混ぜ合わせることで、やわらかく、ジューシーな仕上がりに。
野菜はブイヨンで煮る
ブロッコリーやスナップエンドウはコンソメで煮ると、やさしい味わいになり、食べやすくなります。他のおかずとの相性もよく、箸休め的な役割を果たしてくれます。冷蔵保存も可能です。
ミートボールとパプリカのマヨ炒め
【材料】
基本のミートボール…5個
パプリカ…1/6個
サラダ油…小さじ1
マヨネーズ…小さじ1
【作り方】
1. パプリカは食べやすい大きさに切る。
2. フライパンにサラダ油、パプリカ、基本のミートボールを入れて中火にかける。パプリカがしんなりしてきたら火を止め、マヨネーズを加えてさっとからめる。
スナップエンドウのブイヨン煮
【材料】
スナップエンドウ…3本
コンソメ顆粒…小さじ2
【作り方】
1. スナップエンドウは筋を除き、長さ半分に切る。
2. 小鍋にコンソメ顆粒、水200mLを入れて火にかける。沸いたらスナップエンドウを入れ、約1分煮て湯をしっかり切る。そのまま粗熱を取る。
詰め方
弁当箱にごはん適量を盛り、ミートボールとパプリカのマヨ炒め、スナップエンドウのブイヨン煮をバランスよく詰める。好みでごはんに市販のふりかけを適量振る。
●POINT●
ミートボールに下味が付いているので、マヨネーズだけでも味が決まります。スナップエンドウはしっかりと水けを切りましょう。
教えてくれたのは
上田淳子さん
うえだじゅんこさん/25歳の双子男子の母。息子2人は幼児の頃は食が細かったそう。食べさせるのも難しかったと振り返る。近著に『4つのソースでごちそうレシピ』(学研プラス)。
撮影/宮濱祐美子 スタイリング/阿部まゆこ イラスト/福岡麻利子(kodomoe2022年4月号掲載)